違う顔を見せ続けるカメレオン俳優、アン・ボヒョンインタビュー「作品選びの基準は、今までと違う姿を見せられるかどうか」

2023/11/03 08:00 配信

ドラマ インタビュー

アン・ボヒョン ファンミーティングより


日本語、英語…語学に対する好奇心


――昨年、日本の短編ウェブドラマ(「いつでも帰ってこれる場所」)に出演しましたよね。その時、日本語のセリフの発音がとても正確できれいだったんですが、日本語の勉強をされてるんですか?

アン・ボヒョン そう言ってくださって、ありがとうございます。20代前半の頃、日本語を勉強してたんですよ。ひらがなは、かろうじて読めるんですけど、カタカナはまだちょっと難しいですね。

――英語もお上手ですよね。「プサンの田舎者」(バラエティ)で、流ちょうに話してるのを拝見しました。

アン・ボヒョン 困らない程度には…。語学に対する好奇心が大きいので、これからもいろいろ頑張って勉強していきたいです。

機会があれば、演劇やミュージカルにも挑戦してみたい


――最近はバラエティにも出演されていますが、「バックパッカー~ペク・ジョンウォンの出張料理団」では、韓国内を回って難しい注文に応えたり、大人数分の料理を作ったり、「プサンの田舎者inシドニー」ではオーストラリアでアルバイトしたり…と、過酷なモノが多い印象です。 

アン・ボヒョン 過酷なモノを敢えて選んでいるわけではないんですが、好きなんでしょうね。料理を作ってたくさんの方に食べてもらったりするのは、大変でしたがすごく楽しかったです。(料理研究家の)ペク・ジョンウォン先生は、僕がメンターのように思っている方で、今でもとてもよくしていただいています。「プサン~」は全員が釜山出身者で、ホ・ソンテ先輩(「イカゲーム」など)他メンバーたちとは今でも連絡をとって会ってますよ。

――このように活動の場を広げているボヒョンさんですが、演劇やミュージカル出演にご興味は?

アン・ボヒョン ファンイベントもそうですし、人前に出るのは、実は常に緊張します。緊張してないフリをしてるんです(笑)。舞台やコンサートを観に行ってもドキドキするんで、自分がやる事を考えただけで既に緊張します。歌手の方や演劇をされる方は本当にスゴいと思うし、自分にできるだろうか…と思いますが、もし機会があれば挑戦してみたい、という気持ちはあります。

――最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

アン・ボヒョン 熱烈に応援してくださる方が多くて、韓国語を勉強して気持ちを伝えてくださったり、たくさん手紙を送ってくださったりして、本当に大きな力になってます。SNSにも驚くほど大きな関心を持ってくださり、感謝しています。SNSのメッセージは全部読んでいます。いつもありがとうございます。

◆取材・文/鳥居美保

※CS放送「衛星劇場」ではアン・ボヒョンの過去作「軍検事ドーベルマン」と「ユミの細胞たち」を放送中。
「軍検事ドーベルマン」毎週(月)~(金)朝6:10~7:30
「ユミの細胞たち」10月31日(火)放送スタート 毎週(火) 夜23:00~1:30ほか ※2話連続放送

「ファンの気持ちにはできる限り応えたい」と、客席から登場して触れ合う

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