西川貴教が主催する、西日本最大規模の野外音楽イベント「イナズマロック フェス2023」の第1日目が10月7日に滋賀・鳥丸半島芝生公園にて開催された。ライブ配信アプリ「17LIVE」では、「ニシナナステーション_official」アカウントにて本イベントバックステージの模様を特別配信し、“雷神ステージ”、“風神ステージ”出演アーティストにインタビューを実施。MCはフリーアナウンサーの宇垣美里とBOYS AND MEN(本田剛文、勇翔)が担当した。
配信がスタートすると早速、名古屋のビジュアル系ロックアイドル・mistressが、風神ステージ出演前に登場。ここ最近5人体制になってパワーアップした彼女たちは「精一杯をぶつけてみなさんを楽しませたい」と意気込む。また、滋賀県出身のメンバー・ひなたは「地元のこんなに大きいロックフェスに呼んでいただけて、めちゃくちゃ嬉しいです!」と喜びを露わにしていた。
続いて、風神ステージでのパフォーマンスを終えたばかりのガールズアイドルグループ・名無しのアイドルがバックステージへ。出演した感想を聞かれた3人は、「思っていたより何倍も楽しかった!」と笑顔で答える。そんな彼女たちは、アイドルグループとしての新体制を準備中で、「まだまだ成長するときですので、これからの活動も見守っていただけたら嬉しいです!」とアピールした。
もりとさくまによる音楽ユニット・MELOGAPPAは、インタビューの初っ端から軽快なトークを繰り広げる。滋賀県に初めて来たというふたりは「琵琶湖が大きくて驚いた!」とコメント。もりがツアーなどで泊まる宿を細かくチェックするという話題だけで4分も喋るなど、ふたりの個性を存分に発揮していた。
シンガーソングライターの小林柊矢は、「琵琶湖の景色・風がとっても気持ちよかった。滋賀県の方々のあたたかさに触れたライブだった!」と感動をコメント。週5でラーメンを食べているという彼は、そろそろ週1にしようと思って早2カ月が経つという。「今日から節制を始めようかな」と言いつつ、ツアーではご当地のラーメンを食べる、仕事終わりには最寄り駅のラーメン屋に吸い込まれてしまうと、ラーメン愛が止まらない様子だった。
ここで、本イベントの主催者・西川貴教が「最高責任者」というタスキをかけて登場。今回は「イナズマロック フェス」が15回目という節目ということもあり、開会宣言・トップバッター・風神ステージに立つなど、初めての試みもたくさんやったという。出演者、そして主催者としても忙しくイベントを駆け回るなか、満遍なく色々なエリアで楽しんでいるイベント参加者の様子を目にした西川。フリーエリアも含めて盛り上がっていることに、感謝の意を示していた。また、バックステージへ来るアーティスト誰もが「お客さんが優しい、あたたかい」と答えていることに対しては、「(お客さんが)誰に対しても滋賀県に来てくれてありがとう、という気持ちで迎えてくれるのが、嬉しいです」と、主催者の目線での言葉を残した。
1日目の風神ステージのトリを務める3人組ロックバンド・OKOJOは、まだステージに立つ前だったが、「お客さんの熱気がすごい」と、会場の雰囲気について言及。また、びわ湖くんというゆるキャラのマブダチがいて、びわ湖くんの手伝いでよく滋賀には来ていると、縁がある地であることを明らかにしていた。
雷神ステージを終えたばかりの Fear, and Loathing in Las Vegas には、まず西川との関係についての質問がMCから投げかけられ、「楽曲提供させてもらってから仲良くなった」と回答。さらに「東京のスタジオで一緒に練習をするときもあって楽しい。めちゃくちゃあたたかい、最高の兄貴です」と続けた。また、イナズマロック フェスについては、「西川さんにいいところを見せたい」「お客さんにも楽しんで欲しい」という気持ちが相まって、いつものライブとは違った気合が入ると言葉にしていた。
愚かな者に救いの手を差し伸べるべく、日々活動する三人組「-真天地開闢集団-ジグザグ」は、「ロケーションがいい中で、お客さんが盛り上がってくれて最高でした」とライブの感想を述べる。一方で主催者の西川には、とある疑念を抱いているという。それは体の鍛え方もポテンシャルも「ひとりの人間がやっているとは思えない」こと。「何人かが入れ替わっているのでは?」と疑ってしまうほどの西川の超人ぶりを、彼らなりの表現で称えていた。
徳島を拠点に活動するバンド・四星球は、自分たちの出演ステージで西川が呼び込みをやってくれたことに歓喜。この場で、改めてメンバー全員が西川に対して感謝の気持ちを述べていた。また、最近ハマっていることの話題では、果物についてトーク。味はもちろん、いい果物は切りやすい・剥きやすいと熱弁していた。
風神ステージに出演するSHINは、以前に西川と同じレーベルに所属してバンド活動をしていたシンガー。バンド時代はイナズマロック フェスに出るのがひとつの目標・夢だったものの、残念ながら叶わず。今回、ソロシンガーとしてようやく念願の舞台に立てることとなったが、当時のことを振り返りながら「バンドメンバーのことを思ってステージに立つ」と、胸の内を明かした。
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