新曲のレコーディングを無事に終え、孔明は「天下泰平の計 VOL1(ボリュームワン)」なる作戦を決行することに。
AZALEAの事務所への潜入でつかんだわずかなヒントからゲリラライブを行うと予測した孔明。AZALEAのプロデューサー・唐澤は、ライブ中に現れるQRコードを読み取り、特設サイトでイイネすると抽選で100名に100万円が当たる作戦を立てていた。そこに集まるAZALEAファンの前で英子が新曲を披露し、イイネを取り込もうというのだった。
大胆奇抜な作戦であるが、これまでのように、最後に孔明が信じるのは英子の歌の力だ。英子の歌声が集まった人々の心をとらえられなければ“イイネ”はもらえないのだから。
さすがの孔明も緊張した面持ちであることを小林に見抜かれた。劉備が孔明を軍師にするために庵(いおり)を三度に渡って訪ねたという、いわゆる“三顧の礼”のことを夢に見るという孔明だが、劉備に会う寸前で目が覚めてしまうのだと。「あれがいったい何を意味するのか」と言う孔明に、小林は「迎えに来てるのかもな」とつぶやいたのが気になるところだが、ひとまず次回へと続いた「天下泰平の計 VOL1」の結果を楽しみに待ちたい。
英子の新曲への感動の声も含め、タイトルがトレンド入りする反響を呼んだSNSには、孔明の新たな作戦の元ネタについての投稿もたくさん寄せられた。
仲間となったラッパー・KABE太人(宮世琉弥)が敵のファンからイイネがもらえるか不安視すると、「なければ借りればいいのです」と答えた孔明。それは、三国志で有名な「赤壁の戦い」を控えていた孔明は連合軍で共に戦う呉の武将から10日で10万本の矢を集めるという無理難題を突き付けられたが、自ら3日を期限としつつ敵から一夜で集めたという逸話に由来すると思われる。
「10万いいねは10万本の矢のオマージュだったわけね」「赤壁の戦い、いよいよってことだよね」などと盛り上がり、「来週が楽しみ」「来週はさらに盛り上がりそう」「次回が待ち遠しい」と期待が高まった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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