<東京リベンジャーズ>タケミチの強い決意とイヌピーの覚悟「この命 オマエに預ける」、視聴者から“胸アツ”の声多数

2023/10/26 20:00 配信

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アニメ「『東京リベンジャーズ』天竺編」第41話が放送(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会

人気アニメ「東京リベンジャーズ」(毎週火曜深夜0:00-0:30ほか、テレビ東京ほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の“天竺編”。10月24日に放送された第41話「Come back to life」では、ムーチョの裏切りが判明。打倒・天竺のために武道と乾が手と手を取り合う場面が、視聴者の胸を熱くさせた。(以下、ネタバレを含みます)

「天竺編」


アニメ「東京リベンジャーズ」は、「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載された和久井健の人気コミックを原作としたタイムリープサスペンス。人生どん底のダメフリーター・花垣武道(CV:新祐樹)が突如目覚めたタイムリープ能力で12年前に戻り、中学時代の恋人・橘日向(CV:和氣あず未)が不良集団「東京卍會」に殺されるのを阻止しようと奔走する姿を描く。

実写映画化もされた人気作で、TVアニメは「8・3抗争編」「血のハロウィン編」が2021年4月から9月、「聖夜決戦編」が2023年1月から4月まで放送された。その続編となる「天竺編」が10月3日にスタート。「天竺編」では、“無敵のマイキー”こと佐野万次郎(CV:林勇)率いる東京卍會と黒川イザナ(CV:島崎信長)率いる天竺の間で勃発した、東京卍會最大にして最後の抗争“関東事変”が描かれる。

ムーチョの裏切りが判明


マイキーとイザナが兄弟という衝撃の事実が明らかになった前回。武道は、イザナと、マイキーを利用して自分に都合の良い東卍をつくろうとしている稀咲(CV:森久保祥太郎)を殺すことを決意した。そんな矢先、武道は“ムーチョ”こと、武藤(CV:小野大輔)が率いる伍番隊に拉致される。果たして、その目的とは。

武道が目を覚ました時、目の前には同じく拉致されたイヌピー=乾(CV:榎木淳弥)、ココ=九井(CV:花江夏樹)がいた。困惑する武道に、ムーチョは伍番隊が唯一、内輪揉めを許されている特務隊だと明かす。マイキーが隊長の中で一番喧嘩が強いムーチョに、裏切り者を罰する特務を任せたというのだ。

ということは、これもその特務だというのか。武道にはまるで心当たりがなかったが、乾には予想がついていた。自分がイザナの元側近だったことから、壱番隊が天竺のスパイで、その首謀者が乾と九井を東卍に引き入れた武道であるとムーチョが勘違いしているということを。

だが、予想は外れた。ムーチョは「オレとイザナは強盗 傷害 麻薬(クスリ) 悪ぃ事はなんでも一緒にやってきた」と語り出す。その後、それぞれ違うチームを創り、共に“極悪の世代”と恐れられたムーチョとイザナ。“極悪の世代”とは、東卍の集会でその名前が挙がった「S62世代」のことだろう。つまり、ムーチョは天竺の創設メンバーの一人だったのだ。

イザナが突如として一線を退いたことで、退屈していたところをマイキーに拾われたムーチョ。しかし、そのイザナが一線に戻ってきた。ムーチョはマイキー率いる東卍に反旗を翻し、イザナ率いる天竺に寝返ったのである。

アニメ「『東京リベンジャーズ』天竺編」第41話より(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会