「家族で見てほしい!」大後寿々花初主演ドラマは家族の絆がテーマ!

2009/12/24 15:05 配信

ドラマ 芸能一般

ジモト神奈川の撮影にリラックスして臨んだという大後(写真提供)東海テレビ

孤独な姉弟と願いをかなえる福の神・福助との交流を通して幸せとは何かを描く感動作「新春ドラマスペシャル 福助」が、'10年1月4日(月)昼1:30〜フジテレビ系全国ネットで放送される。新春にぴったりの同ドラマについて、主演となる姉弟の姉・るみ子役を演じる大後寿々花に話を聞いた。

――まずは脚本を読んでみて、いかがでしたか?

すごく面白くて、最初からすんなり読めたので、すぐに「演じさせていただきたい!」と思いました。あとは、福の神の福助がどういう感じになるのか楽しみで。実際に撮影で見てみたら、その髪の長さにビックリしました(笑)。

――福助は願いをかなえてくれる神様ですが、実際に福助がいたらどんなことをお願いしますか?

福助は、ピンチの時というか、本当につらかったり、抜け出せない状況の時に助けてくれる神様なんですよ。今は私、ピンチなことってあんまりないので(笑)、いつか本当につらかったり、どうしようもない時にお願いをしたいです。

――では、撮影は外ロケの寒い中で行われていますが、つらいことはないんですね。

はい、逆にすごく楽しいです! お芝居をしている時は寒さを感じないですし。あと、弟の龍彦(澁谷武尊)とずっと一緒にいるんですけど、お茶を飲んでいるしぐさだったり、背負っているリュックがすごく大きく見えたり、さりげないことがすごくかわいらしくて、癒されるっていうか、和むんです(笑)。おじいちゃん役の笹野(高史)さんとも、以前映画で笹野さんの息子さんと共演させていただいたことがあって、そのお話をしたりして、楽しい現場です。

――るみ子は弟思いのしっかりした姉の役ですが、役作りはしましたか?

いつもあんまり役作りはしなくて、現場で演じてみて、その時感じたものだったり思ったことだったりを大切にしようって思っているので、今回もそうでした。でも、弟の龍彦とはなるべく話そうと思っていました。

――印象に残っているシーンは?

龍彦が「初恋した」って言って一緒に田園を走るシーンがあるんですけど、そのシーンが私は好きです。田んぼみたいな風景が広がっていて、それがすごく良くて、どんな感じに撮れてるのか私もすごく楽しみなんです。

――それでは、ドラマを通しての見どころを教えてください。

年齢を問わず楽しめる作品だと思います。福助が人のために何かをする姿から、優しさや切なさが感じられますし、家族の絆や、人間にとって大切なことが細かく描かれていると思うので、家族で見てもらいたいです。私も、いつもは恥ずかしくて出演した作品は一人で見るんですが(笑)、「福助」は家族で見たいと思っています。

――最後に'10年の抱負を教えてください。

'10年は、役者の仕事を始めて10年目になるので、初心に戻りつつ、焦らずに一つずつやっていけたらいいなって思います。