「フリースタイルダンジョン」衝撃のモンスター全員卒業! Zeebraが語る大改革の真相

2017/08/02 08:00 配信

芸能一般

モンスターたちのバランスはまさに「黄金比」だった


【写真を見る】モンスター卒業式はZeebraの見守る中「MONSTER VISION」のライブで締めた撮影=山田大輔


──熱いですね。固いチームワークがうかがえます。

そうですね。ダンジョンのイメージは俺がチームオーナーで、般若が監督、Rがキャプテンで、DOTAMAが司令塔。さらに、(サイプレス)上野のおかげでみんないい感じにまとまるし、チームとしてうまくいってる。あとはやっぱりT-Pablowの若さも大事だし、漢はやり甲斐ないとここには来ないわけで、すごくバランスがいいんです。「完全にこれは黄金比だね」って話にもなってたぐらい。だからこれを崩すのは怖かった。

──たしかにそうですね。

 でも、ずっとこのまま続けるわけにもいかないし、飽きもくるじゃないですか。あとは正直、モンスターが強すぎるというのもあって、もうちょっと(100万円を獲る挑戦者が)出てもいいって話なんですよね。

――そこは絶妙なさじ加減ですね。

あとはダンジョンをやったことで何が良かったって、モンスターはもちろん毎週レギュラーとして認知されてたんですけど、特番とかに呼ばれたりするような準レギュラークラスの連中も仕事が増えたし、チャレンジャーの仲間とか、そういうところまで波及効果が出てきたんですよ。やっぱり見られることって大切で、見られると成長するし、見た目も変わっていきますからね。だから「ダンジョンのレギュラーになるとシュッとする」って言われてて、ERONEなんかバトルしてねぇくせにシュッとしやがって(笑)。

──(笑)。番組の転機になったバトルってありますか?

やっぱり、はじめの頃の般若 vs. 焚巻がデカいと思います。1st seasonのRec2。あのときまで、モンスターたちは選抜して連れてこられた“個”だったんです。でも全員倒されてラスボスまで到達させてしまって、あれで「やべぇぞ、俺ら“個”じゃやってらんねぇ」ってなったんです。それから、次の収録までの間にモンスターたちが電話で連絡を取り合うようになって、どんどんどんどん強くなっていったっていう。

――裏ではそんなことが。

で、半年経ったところでDOTAMA とCHICOが入ったじゃないですか。そしたら、さっきも言ったようにDOTAMAが司令塔みたいになって。あいつはデータ収集がハンパなくて、「明日のバトル、コイツはこういうヤツだから、こう戦ったほうがいい」みたいな感じで、全員にメールするんですよ。で、実際、DOTAMAが言った通りになることがあるっていう。すごいっすよ。そういうやつもいたからこういう風に面白くなったと思う。