天は「俺は…ぶっちゃけ最初はワンチャン行けたらなぁとか思った。でも、知れば知るほど好きになっちゃって。どんどん気持ちが大きくなって、隠し切れなくなって。それで昨日告白したんだ。でも、これまで通り友だちのままで居られるならなかったことに」と言って黙る。しばらく考えた天は「いや、違う」とスクッと立って振り返り、龍司をまっすぐに見つめて「龍司くんと付き合いたいって思ってる。友だちのままで居られなくてごめん」と言う。
龍司も立ち上がって「話してくれてありがとうな。天と恋人の関係は正直想像つかない。けど、俺も天のこと好きになっていけたらいいって思ってるよ。なかったことにしないし、今まで通りにもしない。ちゃんと好きだってこと知っておくから。だから、しばらくは俺に片思いしておいて」と告げる。
天は希望に目を輝かせ「許されない思いだって諦め続けていたのに。君に恋をして良かった」と思うのだった。
まっすぐに思いを伝え合う2人を見て、甘酸っぱい気持ちが胸いっぱいに広がった。
◆構成・文=牧島史佳
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