7月30日に放送された「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、初登場の小柳ルミ子の尋常じゃない“サッカー愛”を密着VTRとともに紹介。先日サッカー解説者デビューを飾った小柳の、サッカーに懸ける情熱・努力の数々に迫った。
小柳の他、池田美優、鈴木奈々、斎藤司(トレンディエンジェル)、近藤サトらがゲストで登場し、今話題のニュースについて生トークを展開した今回のサンジャポ。
芸能生活47年の歌手・小柳が“どハマり”し、今や芸能界イチの情報通となったサッカーについて、番組が密着した。
サッカー観戦のきっかけは、2002年の日韓ワールドカップで巻き起こったベッカム・フィーバーだそうで、そこからサッカーにハマり、1試合約2時間を1日平均5試合、休みの日は10試合、年間トータル2000試合以上を夜が明けるまでテレビ観戦しているという小柳。
それは、アメリカ・ニューヨークまでコパ・アメリカの「アルゼンチン対チリ」戦を1人で見に行くほどの熱の入れよう。
今やプロのスカウトよりもサッカーを見ているほど熱狂しており、観戦するかたわらには、番組の種類や優先順位が色や記号に分類された、通称「サカスケ」と呼んでいるオリジナルのスケジュール表が置かれ、観戦後は試合から感じた思いを、“サッカーノート”なるものに記入している。
そこには試合の内容や感想だけではなく、選手や解説者が言ったさまざまな格言までもが書き込まれており、もはやメモレベルではなく、スポーツ記者のリポート記事のような内容となっている。
またこのサッカー愛のおかげもあり、小柳が応援するスペインのチーム「FCバルセロナ」で、メッシやネイマールらと共に活躍するスター選手、ジェラール・ピケとの対談の仕事が決定したそう。
対談の収録当日は、バルサファンである小柳がユニホームを着込み、「よっしゃー!」と気合を入れ、意気込みも十分。だが、いよいよ本番となるとその表情は一変し、みるみる緊張と不安な表情に変わって行った。
本番1分前ではスタジオ入りしたピケを発見し、「見つけちゃった…」と泣き顔に。本番がスタートしてピケと握手すると、「あああ~」と頭を抱えソファに崩れ落ち号泣。ピケから抱擁されるという一幕も。
スタジオでは太田光が、小柳が付けているサッカーノートに触れ、「あれは恐怖のノートと呼ばれている」と、松居一代を引き合いに出してコメント。
本番中も試合が気になる小柳は「田中(裕二)くん、私この番組出てる場合じゃないの。今バルサとレアルやってるの。結果どうなってるの?」と立ち上がり、田中からも「CM入るたびにね、スタッフが来て現在3対2です。とかつぶやいて、『よし!』とかやってたから」と、既に、“心ここにあらず”状態だということを指摘した。
すると太田が、「オープニングで『(サンジャポに)呼んでもらってうれしい』って言ってたじゃん」と、番組の最初とモチベーションが著しく変化していることをツッコみ、笑いを誘った。
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