生田絵梨花、今の願いは“ミョウガ”克服「大人への階段を上りたいなと思います」

生田絵梨花が、10月30日に都内で開催された映画「ウィッシュ」の「ウィッシュ～この願い～」お披露目イベントに登場。念願のディズニー声優初挑戦への思いや、作品にちなんで今の“願い”について語った。

新ディズニーヒロインの日本版声優に

同作は、「アナと雪の女王」のスタッフ陣によるディズニー創立100年の歴史の集大成となる新たなドラマティック・ミュージカル。「ディズニー作品の声優を務めることが夢だった」という生田が、願い星に選ばれた主人公の少女・アーシャ役の日本版声優を務める。

ディズニー声優初挑戦の感想を、生田は「小さい時からディズニーの作品を見たり歌を歌ったりして育ってきて、いつかディズニーの吹替をやりたいというのが夢だったので、決まった時は本当にうれしかったです。夢がかなった瞬間だなって思いました」と万感の表情。

続けて「100周年ということですごくプレッシャーはあるんですけど…」としながらも、「レコーディングではモニターを見ながらアフレコとか、歌を歌うんですけど、画面の向こうのキャラクターや作品に引き込んでもらって、一体化するような感覚になりまして。そういう感覚になってからはすごくリラックスして楽しめるようになったんじゃないかなと思います」と、しっかり役に入り込んで収録に臨めたことを明かした。

生田がディズニー声優に決まったことに関して、情報解禁されるやSNS上でも大きな話題になったが、身の回りの人からの反応については「家族もすごく喜んでくれましたし、友達からもたくさんお祝いの連絡をもらったり。あとは仕事現場に行くと、現場の皆さんが『おめでとう』って言ってくれたり、ファンの方がコメントで『おめでとう』って言ってくださいました」と大きな反響があったそうで、それによってうれしさも倍増していることを伝えた。

「ミョウガを食べられるようになりたい」

また、作品のテーマになっている「願い」にちなみ、今かなえたい願いを聞かれると「今一番の願いは映画をたくさんの人に見ていただきたいというところなんですが…」と前置きしつつ、「ミョウガを食べられるようになりたい」とニッコリ。

あまりにも素朴な願いに会場がほっこりする中、生田は「基本あんまり嫌いなものがなくて、本当にミョウガだけコンプリートすればもう嫌いなものがゼロになるので」と付け加えると、MCから「味噌をつけてもダメですか？」という提案が。これに生田は「あっ！やったことないです。ちょっと帰ったらやってみよう。それで大人への階段を上りたいなと思います」と、唯一食べられないというミョウガの克服を誓った。

映画「ウィッシュ」は12月15日(金)に全国公開。ほか、「アナと雪の女王」などディズニーアニメーション過去作品はディズニープラスで配信中。

◆取材・文・撮影＝ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)