馬場ふみか“らん”、姉・栗山千明“じゅん”と夫・柳俊太郎“律”の復活愛についに気付く<けむたい姉とずるい妹>

2023/11/01 06:00 配信

ドラマ レビュー

一夜を共にし、お互いの愛を再確認した律(柳俊太郎)とじゅん(栗山千明)(C)「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

10月30日放送の「けむたい姉とずるい妹」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)の第4話で、らん(馬場ふみか)が、夫の律(柳俊太郎)と姉のじゅん(栗山千明)の愛の再燃に気付いてしまい、律を姉に取られたくない気持ちが更に燃え上がった。また、らんの過去のうそを知ったじゅんも、律はずっと自分のものだったと確信し、彼への愛を止められなくなった。(以下、ネタバレを含みます)

じゅんと律、一夜を過ごす


同ドラマは、ばったんによる同名のマンガが原作。妹の略奪愛が原因で音信不通の不仲となった姉妹が母の死をきっかけに同居することになり、姉の元カレで、現在は妹の夫である男性を巡って壮絶なバトルを繰り広げるストーリーだ。

帰り道で偶然会った律とじゅんは、家には帰らずホテルへ…。愛し合いながら、じゅんは「やっぱり律は私の物だ」と、改めて実感した。

一方、家で1人、律を待つらんは、朝になっても既読がつかないLINEの画面と、帰ってきた形跡の無い姉の部屋を見て、不安を覚える。

夜、帰宅した律は、いつもと変わりのない妻の様子に内心ほっとする。2人で食事をしているところにじゅんが帰宅。すると、らんが唐突に、昨晩じゅんと律が帰ってこなかった理由を尋ねた。「お姉ちゃんとりっくん」ではなく、「2人とも」と言ったのは、らんが疑念を抱いていることの表れだ。らんは、じゅんと律、それぞれのうその言い訳を、「ふーん」と表情も変えずに聞いていた。そんならんを見ながら、じゅんもらんが昨晩のことに気付いていない、と安心した。

じゅんと律が関係したことに気付いてしまったらん


夜中になり、眠れないじゅんが居間に居ると、同じく眠れない律がやって来た。2人でタバコを吸いながら、昨晩のことは後悔していない、と律に告げるじゅん。それに対して、「オレは怖い」と言う律。今まで欲しい物は全て手に入らなかった彼は、またじゅんを失うのではないか、と不安なのだ。

新しいタバコを咥え、自分で火を点けずに律の吸っているタバコから火をもらうじゅん。その様子を、らんは見ていた…。それが、単に火をもらっているのではなく、「キス」なのだ、とらんは悟った。じゅんと律の関係への疑念が確信に変わった瞬間。そして、「私の“宝物”は、絶対に渡さない」との思いを強くするのだった。

翌日、じゅんが帰宅すると、台所ではらんと律が仲むつまじく夕食の準備をしていた。それを避けるように部屋に戻ったじゅんを、らんが珍しく夕食に誘い、3人で食事をすることに。らんは、「仲良くしてた方が、この先いいかな、と思って」と、誘った理由を告げ、その意味をじゅんが尋ねると、「この先、子供ができたら、面倒を看てもらいたいから」と、彼女は言った。自分と律は夫婦なのだ、と姉に思い知らせたいのだ。

らん(馬場ふみか)は、律とじゅんの愛が復活した事を確信する(C)「けむたい姉とずるい妹」製作委員会