「あぶない刑事」8年ぶり新作でタカ&ユージ再び 舘ひろし「帰ってきちゃいました。すみません(笑)」

2023/11/01 13:59 配信

映画 動画 会見

「あぶない刑事」制作発表会見より※ザテレビジョン撮影

人気シリーズ「あぶない刑事」の製作発表会見が11月1日に都内で行われ、主演の舘ひろし柴田恭兵、主要キャストの浅野温子仲村トオルの4人が登壇。8年ぶりの新作となる映画「帰ってきた あぶない刑事」が2024年5月24日(金)に全国公開されることが発表された。

8年ぶり8作目の劇場版


1986年に日本テレビ系でドラマシリーズ(1986年10月5日~1987年9月27日)が放送された「あぶない刑事」は、横浜港署の刑事、“タカ”こと鷹山敏樹(舘ひろし)と“ユージ”こと大下勇次(柴田恭兵)の最強バディが、軽妙なトークと激しいアクションを展開し、他の刑事ドラマとは一線を画すオリジナルな世界観を描いてきた。

その後、ドラマシリーズの続編となる「もっとあぶない刑事」(1988年10月7日~1989年3月31日)が放映された他、映画「あぶない刑事」(1987年12月12日公開)、映画「またまたあぶない刑事」(1988年7月2日公開)、映画「もっともあぶない刑事」(1989年4月22日公開)、映画「あぶない刑事リターンズ」(1996年9月14日公開)、テレビドラマ「あぶない刑事フォーエヴァーTVスペシャル'98」(1998年8月28日放送)、映画「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」(1998年9月12日公開)、映画「まだまだあぶない刑事」(2005年10月22日公開)、映画「さらば あぶない刑事」(2016年1月30日公開)と多くの作品を世に送り出し、“あぶデカ”旋風を巻き起こしてきた。

8年ぶり8作目の劇場版となる今作は、脚本を大川俊道、岡芳郎、監督を原廣利が務め、キャストとして主演の舘と主人公のタカ&ユージ、そして真山薫役の浅野、町田透役の仲村の4人がこの日発表された。

2016年の「さらばあぶない刑事」で「サラバ」を告げた“ダンディ”鷹山と“セクシー”大下。定年を迎え、ニュージーランドで探偵事務所を設立して過ごしているはずの2人が、8年の時を経て横浜に帰ってくる。

「あぶない刑事」制作発表会見より※ザテレビジョン撮影

柴田恭兵「相変わらずチームワーク良く、すてきな映画ができた」


登壇した舘は「『さらば』と言って、ニュージーランドに行っちゃって、また帰ってきちゃいました。本当にすみません(笑)。今回は若いスタッフで、映像がいままでの『あぶない刑事』とは違う映像となっています。ご期待ください」と会場を和ませる。

続けてマイクを持った柴田恭兵は「タカとユージ出会って、37年たっちゃいました。このメンバーと出会って、37年やってきました。相変わらずチームワーク良く、すてきな映画ができました。お楽しみに」と感慨深けにコメントする。

一方、「オスの羊と結婚したとうわさの真山薫」と紹介された浅野は「すっかり設定を忘れていました。とにかく若いスタッフで、共演者は『幼稚園で見ていました」とか言われて…。なんて生意気なやつだと現場の雰囲気を悪くしましたが、頑張って何とか参加させていただきました」と笑いを誘う。

そして、頼りない後輩で現在は捜査課課長となっている町田透を演じる仲村は「(MCから)捜査課課長がめでたいようなニュアンスで言っていただきましたが、自分の役柄ではありますが、割りと大きな会社の社長とか総理大臣をやってきたので、それに比べるとビックリするくらい、ダイナミックな格下げだなと。しかも、37年前と同じ後輩ポジション。現実では体験したくない(笑)」と自虐を交えて会場を湧かせるなど、4人は変わらない息の合ったトークを展開した。