高橋恭平“恭一”が佐々木蔵之介“哲雄”を拷問…スリリングな駆け引きからまさかの展開へ<マイホームヒーロー>

2023/11/01 12:05 配信

ドラマ レビュー

哲雄が恭一に思いがけない提案を…


そして恭一の魔の手は歌仙にも。仲間が自宅にいた歌仙をラップに顔を押し付ける拷問をしながら尋問し、哲雄の証言と一致しているのか試した。

緊迫感マックスの描写に手に汗握る。哲雄と歌仙を演じる佐々木、木村の恐怖におののく表情や声の演技が光った。

実はストーカーの件は事前に夫婦で打ち合わせ済みだったが、もう一つの質問である延人の行方については話し合いができていなかった。すると、迷いネコのチラシのアドリブを繰り出す歌仙。いらだつ犯罪組織のメンバーだったが、そこでアラームが鳴り響いた。自宅に押し入ってから10分の合図で、それは警察に通報していた場合に到着が予想される時間だった。

恭一はそのまま続けるように指示するも、組織のルールに従って歌仙の元にいた仲間たちは撤収。さらに、恭一は組織の中心核である窪(音尾琢真)から、組織を危険にさらしたと叱られてしまう。

そんな状況を「こいつら一枚岩じゃない」と汲み取った哲雄は、ラストでまさかの発言をした。その場に1人残った恭一も八方ふさがりになっているのだと感じ、「僕と組みませんか?」と告げた。期限の金曜までに延人を一緒に見つけようというのだ。哲雄と愛する家族が生きのびる“正解”を作り出すための決死の提案だった。

SNSには「安定の怖さ」「心理戦、頭脳戦が面白い!」「哲雄も恭一もギリギリ」「どうなるのか分からな過ぎておもしろい」といった声が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部