兄弟漫才でおなじみの中川家・剛と礼二が、7月30日(日)放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に出演。“中川家を燃やしちゃった先生”として登場し、子ども時代の火遊びが原因で、実家の半分を丸焦げにした過去を激白した。
小学生時代、学校では大人しく目立たない存在だったという剛と礼二だが、その一方、自宅にいる時は、命を危険にさらすような度を超えたやんちゃぶりを発揮していたという。
そんな中、いたずらっ子だった剛は、小学1年生の時に憧れの自転車をゲット。一気に行動範囲が広がり、坂道をノーブレーキで下る、礼二と2人乗りをして蛇行運転するなどし、ある日礼二が転倒して血まみれに…。さらには、自転車で大通りを横断する際、剛が路線バスと正面衝突する大事件にまで発展。奇跡的に、地面とバスの間に挟まったため剛の命は守られ、右指にかすり傷を負っただけですんだという。
その結果、自転車禁止令が出てしまった2人は、徐々に家で暇を持て余すようになり、ある日剛は、「そうだ!マッチで遊ぼう!」と思いついたそう。母親が台所で料理をし、礼二が昼寝をしている隙に、ボロボロのふすまから出ていた糸くずを燃やして遊んでいたところ、ふすまが一気に燃え始め、剛はパニックになってそのまま逃亡。昼寝をしていた礼二は、火の海の中、何とか消防隊員に助けられたが、自宅は半焼してしまったという。幸い隣の部屋には燃え移らなかったものの、帰宅した父親は膝から崩れ落ち、涙を流したそうだ。
これらの事件を振り返り、礼二は「“まさかうちの子に限って!”と思っている親は危険」とコメント。専門家によれば、内弁慶な子どもも、「周囲に理解されない、自分をうまく表現できない」ストレスから、“アクティングアウト(無意識の衝動・欲求・感情・葛藤が行動的に表現されること)”に走るケースがあるそうで、剛は、「子どもが起こす大惨事は小さな悪ふざけから始まる。火遊びは絶対にしないで下さい」と語り、夏休み真っ只中の子どもたちに向けて警鐘を鳴らした。
次回は、8月6日(日)夜9:58から放送。オリエンタルラジオ・中田敦彦が、「しくじり偉人伝 伊能忠敬」を開講する。
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