漫画に挑戦の2.5次元俳優・佐藤たかみち「十数年買い続けた週刊少年ジャンプを切り抜いてファイリング」

2024/01/26 18:00 配信

2.5次元 連載

佐藤たかみち※提供画像

「映画刀剣乱舞-黎明-」や舞台「ブルーロック」などで活躍する俳優・佐藤たかみちが、“昔話を2.5次元舞台化するなら!?”をテーマに漫画を披露する企画。今回は「金太郎」をお題に、知られざる金太郎の前日譚を展開する。漫画のお題は、佐藤たかみち公式チャンネル「TAKAMICHI CHANNEL」の放送内で決定。ザテレビジョンでは、作者・佐藤たかみちとチャンネルのゲスト・長江崚行に今回のお題「金太郎」にちなんだインタビューを敢行した。さらに、ゲスト佐伯亮竹中凌平にも漫画に関連して、過去の失敗談などの秘話を聞いた。


佐藤たかみちコメント「無事に描き上げることができて、すっきり」


――初めての漫画執筆を終えられて、率直な感想を教えてください。

佐藤:ひとまずは無事に描き上げることができて、すっきりしています。でも、今回の漫画の制作が、自分が役者をやらせていただいてきた中で一番くらいに忙しい時期と重なって…。「これ週刊連載の作者さんたちはマジでヤバいな…」と心の底から思いましたね。

漫画の〆切に追われるという経験が自分の人生で起こるとは思っていなかったんですけど、本当に漫画家の皆さまには頭が上がりません…と思いました。

――見てほしいポイントはありますか?

佐藤:キャラデザインですかね。こだわっていて、結構かわいいキャラクターにできたんじゃないかと思います。金太郎をかっこよく描くならこんな感じかな? という僕のイメージと、一緒にお題を選んだ長江崚行くんのイメージを合わせたのが、この金太郎のキャラなんです。前髪を上げて、髪に赤メッシュを入れて、ピアスもネックレスもつけて…。

ストーリーについては、初回なので自分らしさを入れたいなと思って、中二病っぽい好きな設定を盛り込みました。ユグドラシルは樹木の神として描かれることが多いので、金太郎が木を倒すというお話とかけて選んでいます。

――これからも漫画企画を続けていくことになりますが、今回の心残りはありますか?

佐藤:これは僕の画力が足りなくて悔しかったことなんですが、もっとアクロバティックな絵を描きたかったなと思っています。上から見た構図や下から見た構図とか、もっと動きのある絵を描きたかったんんですけど、まだ僕の力では描けなかったので、次回以降頑張りたいです! 

佐藤たかみちのオタク自慢「週刊少年ジャンプを切り抜いてファイリング」

長江崚行(左)と佐藤たかみち(右)※提供画像


佐藤たかみち公式チャンネル「TAKAMICHI CHANNEL」の放送内で「金太郎」のお題を選んだゲストの長江崚行佐藤たかみちに、金太郎のストーリーにちなんだ質問をぶつけた。

――それでは、今回のお題「金太郎」にちなんだ質問をしていきます。力自慢として知られる金太郎ですが、舞台などで活躍されるお2人にとっても体力は重要になってくると思います。お仕事のために、健康面や体づくりで心がけていることはありますか?

佐藤:ジムに通っています。ジムに行って、筋トレをしたり、ランニングや有酸素運動をしたりとか。ビールが好きで飲んでいるので、今の体型を維持できるように、ですね。ムキムキになってしまうと、僕のイメージには合わないかもしれないですが、細身だけど脱いだらバキバキやぞ! ってところを目指しています(笑)。見た目はあんまり変わらず、中身はすごい詰まってるよ、みたいな感じの体を目指して、日々頑張っていますね。

長江:(細身だけど中身が詰まっているって)カニとかエビみたいなこと?

佐藤:…そうだね! ちょっと違うけど…でも、そんな感じです!(笑)

――長江さんはいかがでしょうか?

長江:僕は、最近キックボクシングを始めました。舞台に向けた体づくりのためもありますし、プライベートでも体力をつけるためでもあります。そして、やっぱり漢たるもの強くなければいけないかなと(笑)。

佐藤:金太郎みたいにね。

長江:今回の漫画が舞台化されたときのためにも、今から金太郎役を準備できるように、キックボクシングを頑張ろうかなと思っております(笑)。

――続いて、力自慢の金太郎に負けない、〇〇自慢を教えてください。

佐藤:オタク自慢にします。僕が好きな仮面ライダーの変身ベルトだったり、結構高くても、フィギュアやグッズを買ってしまうタイプです。あとは、週刊少年ジャンプを十数年買い続けていて。毎回表紙とカラーページ、自分の好きなシーンを全部切り抜いてファイリングしているんです。

長江:すごいな~。

佐藤:収集癖がありますね。やろうと思っていても、なかなか面倒くさくなってしまう人もいると思うので、自慢になるのかなと。

――では、長江さんはいかがですか?

長江:これに追随できるものって何だろう…。物理的なことではないですけど、人付き合いは上手いほうだと思います。

佐藤:確かに、上手いなぁ…。

長江:ただ、この人が好きとか、この人は苦手とか、どうしても思ってしまうこともあって。でも、年を重ねるごとに、そういう好き嫌いのおかげで自分が前に進めているという感覚がすごくあります。

例えば、好きな先輩や後輩からご飯に誘われたときは、行こう! とすぐに行動に移せたり。逆に、苦手な人の姿を見たときには、どうして苦手だと思うんだろう? と、自分自身が選んでいきたい道筋をじっくり考えられたりとか。人付き合いの”コネクション”ということではなくて、人付き合いの中で得た僕の経験が、人に自慢できることなのかなと思います。

長江崚行(左)と佐藤たかみち(右)※提供画像