マーベル・スタジオの最新作映画「マーベルズ」が11月10日(金)に公開される。今回、主演を務めるブリー・ラーソンと監督のニア・ダコスタが、「キャプテン・マーベル」の新境地について語った。
主人公は「エンドゲーム」(2019年)で、サノスを相手に規格外のパワーで圧倒的な活躍を見せつけたアベンジャーズ最強のヒーロー、キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)。
しかし、アベンジャーズの面々から、度々チームプレーが出来ていないことにやんわりと苦言を呈されるなど、単独での戦闘を好み“チーム”とは無縁のヒーローであった。
そんな彼女には、記憶を失っていた自分に戦う術を教えてくれた仲間が、実は自分のパワーを利用し世界征服を目論む種族であったという悲しき過去を持ち、キャプテンマーベルを演じるブリーは「彼女は、喪失感に対処しようとするのは辛すぎるから、一人で仕事をすることにしているの」と仲間を失うことを恐れるがゆえに、単独行動でヒーロー活動に従事する理由を語っている。
しかし、本作ではキャプテン・マーベルがモニカ・ランボー、ミズ・マーベルの2人とチームを結成することになる。監督のニア・ダコスタも「今まで誰も見たことのない映画になった」と意味深に語り、キャプテン・マーベルの新境地が見られることを明かした。
突如として、3人がパワーを発動するたびに場所が入れ替わるという、謎の現象が発生する中で、キャプテン・マーベルを“破壊者”と呼ぶほどに憎み、地球を含む彼女が守ってきた惑星すべてを滅亡させようという壮大で恐ろしい計画を目論む謎の敵、ダー・ベンが襲来。
過去最大級の脅威に立ち向かうべく、3人は力を合わせていく。
ブリーは「今まで一人で戦ってきた彼女にとってはとても新鮮なことで、チームからは家族のような感覚を感じることになる」と、チーム結成という“新境地”に挑むキャプテン・マーベルが、新しい一面を見せることを明かしている。
MCUの全作品でプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギも「キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベルの三人が一緒にフレーム内に映るのを見ると、非常に力強いものを感じます。それは、まるでアベンジャーズの6人が一緒にフレームに収まっているのを観るのと同じ感覚です」と絶賛した。
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