小池栄子“万里江”、11年半ぶりに動き始めた夫・吉岡秀隆“悠作”のために奔走する<コタツがない家>

2023/11/02 13:54 配信

ドラマ レビュー

11年半ぶりに漫画を描こうとする夫・悠作にうれしさを隠せない万里江(小池栄子)(C)日テレ

小池栄子主演の水曜ドラマ「コタツがない家」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系/Huluにて配信)の第3話「ダメ夫働く」が11月1日に放送された。本作は、小池演じる会社社長兼カリスマウェディングプランナーの深堀万里江が、夫・息子・父親というダメ男を養う“笑って泣けるネオ・ホームコメディー”。父・達男(小林薫)が建設現場で働き始めたことで、夫・悠作(吉岡秀隆)への風当たりが強くなってしまう。しかし、悠作が次回作に着手し始めたことが分かり、状況が変わり始めた。(以下、ネタバレを含みます)

ダメ男たちのせいで万里江は家でも大黒柱にならざるを得ない状況に


主人公・万里江は、”彼女に頼めば離婚しない”と称される伝説のウェディングプランナー。多忙な中、取材を受けたりもしていて、業界での注目度も高く引っ張りだこ。仕事を生き甲斐にしているが、家族に負い目を感じてもいる。というのも、夫・悠作は廃業寸前の売れない漫画家(ペンネームは”フカボリ遊策)で、いつも家の中でゲームをしたり、グダグダ過ごしているだけ。

息子の順基は、私立高校の3年生。両親に不満があり、家の中での会話も少なめ。大学の推薦の話があるが、親に内緒でアイドルを目指していて、まさに進路について迷走中。そんな順基を演じるのは、民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初出演となるHiHi Jets作間龍斗

また、3人暮らしの中に、加わることになったのが万里江の父親・山神達男。一流商社に勤めていたが、現在は定年退職して無職。偏屈な性格で、2年前に熟年離婚して一人暮らしをしていた。

父・達男が働き始めただけでなく、夫・悠作もついに動き始めた


父・達男が深堀家で暮らすことになり、建設現場でアルバイトを始めた。万里江は少し安心しつつもエリート街道を歩いてきた父親に肉体労働が務まるのか心配。それと、達男が働き始めたことで、夫・悠作への風当たりが強くなって、これまで以上にもめ事がふえるのではないかという心配もあった。

順基のクラスメート・れいら(平澤宏々路)は漫画家の仕事に興味津々で、順基にお願いして悠作の仕事部屋を見せてもらう約束を取り付けた。そして、れいらが訪れた時、悠作が次回作の準備をしていることが発覚。