ワタナベエンターテインメントの「ワタナベ次世代オーディション」が開催され、予選応募者12852名の中からグランプリに14歳の下川愛陽(しもかわあいな)が選ばれた。
最終審査では自己PRと演技審査が行われ、演技審査では同社所属の若手俳優・中山翔貴が相手役を務めた。
下川さんはグランプリ特典として賞金100万円(推薦者には別途20万円)が贈呈され、ワタナベエンターテインメントへの所属も決定した。
そのほか、審査員特別賞に19歳の井上陽向大(いのうえひなた)、同じく19歳の岩瀬樹音(いわせじゅおん)が選ばれ、フォトジェニック賞には17歳の佐藤和奏(さとうわかな)が選ばれた。
さらに、ファイナリスト唯一の芸人志望である「トドロキ」のコンビには吉田正樹賞が授与された。
グランプリを受賞した下川を祝うべく、山田裕貴が花束を持って登場した。
山田から心境を問われた下川は「本当に嬉しいですが、まだ実感がわいていないです」とコメント。さらに、「小さい頃からこの業界に入ってみたいと思っていました」と明かした。
山田自身もオーディションの経験を振り返り、「20歳の誕生日の次の日にオーディションがあって、誕生日当日はオーディションに向けての練習をして、人生初のお酒を飲んで次の日に備えた思い出があります」と懐かしんだ。
今後レッスンを重ねていく下川が山田にアドバイスを求めると「心を使うことになり、普段とは違った疲れ方をするのが大変なので、心を大切にして下さい」と語った。
山田は下川に対し、「今、スタートラインに立ったという感覚だと思いますが、14歳という年齢に関係なく”表現者”の仲間入りをするということで、自分の考えをきちんと伝えることが大事だと思います」とエールを送り、さらに「今ここに立てていることに感謝し、支えてくださる方により多くの”ありがとう”を届けられるようにしたいなと意識している」と自身の頑張り方を明かした。