コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ろふさんがX(旧Twitter)に投稿した『あるあるシーソー、大破』をピックアップ。
作者のろふさんが10月10日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、5千以上の「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、ろふさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
ある日のこと、部長が「この間、手に持っていた大事な書類をシュレッダーにかけそうになってね」と、こっちじゃない!というあるあるを披露。それに続いて、イヌくんは「ゴミを捨てようとしてスマホを捨てちゃう」という、部長と同等のあるあるを返した。これで”あるあるシーソー”も水平になり、適切なあるあるを言えたイヌくんは、良いコミュニケーションができてホッとしている。そんな中、オオカミ主任も「みかんの皮をむいて捨てようとしたらね…」と続ける。イヌくんは「たぶんみかんを捨てちゃったんだんだな」と思っていると…。「皮を床に落としてしまって、その皮で滑って転んで全身でゴミ箱に入ってしまったことがあったよ」という話を披露。これには、あるあるシーソーも大破してしまうのであった。
部長とイヌくんのあるあるに続くことができず、オオカミ主任のないないでシーソーが大破してしまった本作。まさかの結末を迎え、ネット上では「ドジすぎて好き」「大破の勢い大好き」といったコメントや、「オオカミさん仕事出来そうなのに天然なの好き」「オオカミさん、ただの天然じゃないな」といったオオカミ主任に対するコメントが多く寄せられた。
――「あるあるシーソー、大破」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
あるあるネタを言い合う中で、突然誰かが全くないことを言ってしまったら面白いんじゃないか、と思ったことがきっかけです。
――「あるあるシーソー、大破」の中で気に入っているシーンがありましたら、理由と共にお教えください。
シーソーが爆発するシーンは、描きたかったものが描けたので気に入っています。あとは、イヌが同等のあるあるネタを言うことができて喜んでいるところも。会話が上手く行かなくて落ち込むシーンは良く出てくるのですが、逆のパターンも出したかったからです。
――ろふさんの作品はどこから着想をえているのでしょうか。
自分が働く中で起きたことを膨らませることもあれば、全く無い話をゼロから出すこともあります。ゼロから出す時は、キャラクターがやりそうな事をまず考えたりします。
―― ろふさんの今後の展望や目標をお教えください。
できるだけ長く続けていくことです。この漫画を描き始めて3年目になるのですが、こんなに長く続けられるとは自分でも思っていませんでした。このまま限界に挑戦したいです。
―― 最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。
応援してくださっている方のおかげでここまで描き続けてこられました。誰かが見てくれているという嬉しさ、慣れることなく、毎回新鮮に感じています。ありがとうございます!
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