本日11月11日が49歳の誕生日となるハリウッドスター、レオナルド・ディカプリオ。最近では、10月に劇場公開されたマーティン・スコセッシ監督作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」で主演を務め話題となった。世界中で大ヒットした「タイタニック」の公開から約25年。“ハリウッドの貴公子”と称された俳優としての活動だけでなく、環境保護活動家としての一面も持つレオ様の魅力を改めて探ってみたい。
1974年11月11日、ロサンゼルスに生まれたレオナルド。初めてスクリーンデビューを果たしたのは5歳のこと。その後ドラマシリーズの端役で経験を積み「クリッター3」で映画初出演。1992年に公開されたロバート・デ・ニーロ出演の映画「ボーイズ・ライフ」でブレイクを果たす。翌年公開された「ギルバート・グレイプ」では、ジョニー・デップの弟役を演じアカデミー賞助演男優賞候補に。
20代に入ってからシェークスピアの「ロミオとジュリエット」を現代風にアレンジした「ロミオ+ジュリエット」に出演。レオナルドが演じたジュリエットへ一途な思いを抱く可憐な美少年・ロミオに世界中が夢中になった。
翌年ジェームズ・キャメロン監督作「タイタニック」(ディズニープラスで配信中)で、画家志望の青年ジャックを演じ、ケイト・ウィンスレット演じる令嬢ローズとの切ない恋模様で世界を感動の渦に巻き込む。この時から“レオ様”という愛称が浸透し映画と共に社会現象を巻き起こした。
2000年代までは地道な俳優活動に戻り、タイで究極の冒険を求めるバックパッカーを描く「ザ・ビーチ」などに出演。その後、キャリアを代表する大作映画への出演が続くことになる。
マーティン・スコセッシ監督との初タッグ作品「ギャング・オブ・ニューヨーク」はじめ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」などに出演。2010年代には「インセプション」「ジャンゴ 繋がれざる者」「華麗なるギャツビー」といった大型作品をヒットに導く。
名立たる監督たちから愛され、幾度となくアカデミー賞にノミネートされてきたものの受賞を逃してきたレオナルドは「レヴェナント:蘇えりし者」で満を持してその栄誉を手にすることに。実話を基に壮大な大自然での生き残りと裏切りの物語を描く本作でトム・ハーディと共演したが、アカデミー賞受賞スピーチでも「兄弟トム・トム・ハーディに感謝したい。凄まじい才能溢れる演技と友情をありがとう」と述べ、周りへの感謝を忘れないレオナルドらしいスピーチを披露した。
最近では「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアカデミー賞候補に。クエンティン・タランティーノ監督がメガホンを取り、ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーといった豪華俳優が夢の共演を果たした本作でレオナルドは落ち目の俳優を演じ主演男優賞にノミネートされた。
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