ミュージカル「DEVIL」が、CS放送「衛星劇場」にてテレビ初独占放送されることが分かった。ミュージカル「DEVIL」は、2014年初演以来、韓国で人気を得ている「DEVIL」の日本公演。2022年7月11日~7月16日にヒューリックホール東京ほかで上演された。「衛星劇場」では、中川晃教出演回を11月18日(土)に、マイケル・K・リー出演回を11月25日(土)に放送予定。
本作は、20世紀のアメリカ・ニューヨークの証券街を舞台に、欲望と誘惑に翻弄(ほんろう)される人間の姿を描く。日本公演では、数々のミュージカルや舞台で活躍する俳優・中川と、ブロードウェイで実力を磨き、韓国ミュージカル界をけん引する俳優・マイケルがX-Whiteをダブルキャストで演じる。中川とマイケル、2人は互いにリスペクトし合う関係だという。
ストーリーとクラシックの旋律、ロックサウンドの融合により、韓国では2015年の「第9回ミュージカルアワーズ作曲作賞」を受賞。ミュージカルファンのみならず、クラシック界でも評価を得ている。日本では、2021年に日本版のプレビューコンサートを行った。
光と暗闇は本来一つの存在、X-WhiteとX-Black。彼らは人間を懸けて勝負を繰り広げる。懸けの対象になった人間、ジョン・ファウスト。彼はウォールストリートの前途有望な株式ブローカーで、彼にはいつも彼のそばを守るグレッチェンがいる。
株価が大暴落したブラックマンデーの後、すべてが変わることになる。すべてを失い、墜落するようなジョンが失意に陥った隙を狙い、彼に接近して誘惑の手を伸ばすX-Black。グレッチェンが引き止めるのにもかかわらずジョンはX-Blackの提案を受け入れ、次第に彼に侵蝕されていく。
ジョンが堕ちるほどグレッチェンの心身は疲弊する。最後の善の意志であり、彼の最も大切な存在であるグレッチェンまで無視しようとするジョン。その姿を通じて、X-Blackは自分の勝利を確信するようになる。
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