MBS・TBS系列全国28局にて放送・配信中のアニメ「呪術廻戦」(毎週木曜夜11:56-0:26ほか、TBS系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第2期17話(第41話)「霹靂-弍-」が11月16日に放送された。今話では伏黒恵(CV.内田雄馬)が召喚した式神、魔虚羅と両面宿儺(CV.諏訪部順一)が激突。戦いがもたらした惨状に絶望する虎杖悠仁(CV.榎木淳弥)の姿が視聴者の胸に突き刺さった。(以下、ネタバレを含みます)
伏黒甚爾との戦いで深手を負ったところを重面春太(CV.羽多野渉)に襲われた恵。傷は重くそのまま倒れてしまうが、最後の力で召喚したのが式神、魔虚羅だった。魔虚羅は恵が使う術式「十種影法術」で召喚できる最強の式神だが、そのあまりの強さゆえに歴代の術式継承者で誰一人、調伏を成した者はいないという危険な式神でもあった。しかし、それだけに切り札にもなり、かつて江戸時代の御前試合では、当時の禪院家の当主が六眼持ちの五条家の当主を巻き込む形で魔虚羅の調伏の儀を行い、道ずれにしたらしい。恵はそのときと同じように、重面を巻き込み、強制的に調伏の儀を始めたのだ。
魔虚羅の最初の一撃で恵は吹き飛ばされ、昏倒する。重面は恐怖に怯え逃げることすらできず、そこに魔虚羅が振るう死が迫る。だが、それを助けたのは駆け付けた宿儺だった。なぜか恵に執着する宿儺は彼の命を救うため、異分子である自分が魔虚羅を倒し、調伏の儀をなかったことにしようとする。
いまだかつての力を完全に取り戻したわけではない宿儺だが、それでも六眼持ちでも倒せなかった魔虚羅を圧倒する。しかし、両者の戦いは渋谷にすさまじい破壊をもたらし、上空を飛んでいた飛行機までも余波を受けて墜落する。魔虚羅を切り刻む宿儺、そのたびに復活する魔虚羅。いつまでも続くかと思われた戦いは、宿儺の領域展開「伏魔御廚子(ふくまみずし)」と、炎の術式「開(フーガ)」で終わりを告げた。
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