<葬送のフリーレン>子安武人演じる、強烈キャラ・クラフトの登場に「へ、変態だー!!」とSNSざわつく

2023/11/18 19:26 配信

アニメ レビュー 編集部おすすめ

クラフトが女神を信仰する理由とは


本話数で「葬送のフリーレン」世界における宗教のあり方が明らかになった。本作に登場する武道僧や僧侶が信仰するのは天地創造の女神。彼らは信仰心の表れとして生涯独身を貫き、子供を授かることはない。彼らはなぜ女神を信仰するのだろうか? 今回登場したクラフトはその理由のひとつを語った。

長い寿命を持つエルフは、いかなる偉業を成し遂げてもそれを記憶する人々に先立たれてしまう。この状況をクラフトは「あまりにも酷だ」と感じていた。彼は死後に女神から人生を称賛してもらうために信仰心を持ち、武道僧となっていた。

それに対し、同じエルフでありながらフリーレンは女神への信仰心が希薄。魔王討伐の旅で仲間との強い絆を築いたフリーレンは、すでに仲間達から多くの称賛を受けてきた。死後に女神からの称賛を受けずとも、彼女はその功績には意味があると自負できるのだ。クラフトとフリーレン、両者の宗教観の違いはここから生まれたのかもしれない。

子安武人の名演がSNSを賑わせる


今週もXに多くの感想が投稿された。なかでも投稿が集中したのは新キャラクターであるクラフトが登場した瞬間だ。初登場時、山小屋で半裸のままスクワットに勤しんでいたクラフト。その姿に「なんだこいつ!?」「へ、変態だー!!」との投稿が多数寄せられる。また、クラフトを演じる子安武人の演技に対して「変態がいると思ったら子安さんなのわろてまうw」といったコメントも多数。結果、「フリーレン」と共に「子安さん」とのワードもトレンド入りを果たした。

アウラとの戦いを終え、新たな旅路を歩み始めたフリーレン一行。彼女たちを待ち受けるのはどんな試練なのだろうか……? 次週「本物の勇者」、放送が楽しみだ。

◆文=はるのおと

アニメ「葬送のフリーレン」第11話より(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会


※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」