俳優の反町隆史が20日、都内で行われた「SHISEIDO MEN 新プロモーション発表会」に出席した。
男性の肌の先進的な皮膚科学研究に基づき、男性の肌にアプローチする先端テクノロジーを搭載したスキンケア・メイクアップ商品ライン『SHISEIDO MEN』のアンバサダーに就任した反町は、約20年前に同社のCMに出演していたことを明かし「俳優になるきっかけとして、当時の最初のマネジャーに『俳優になったら何のCMをやりたい？』って聞かれたことがありまして、『資生堂のCMに出たい』と19のときに言った記憶があります」と回顧し、「それから約4・5年たって資生堂のCMに出させていただいたときは、1つの目標がかなってすごく嬉しかったという記憶をいまだに覚えています」としみじみと語った。
また、11月22日から全国で放映開始される新CM『男の美しさは、肌に出る』篇で、妻で俳優の松嶋菜々子と夫婦として初共演する反町は「スキンケアの重要性は日々実感していまして、その大切なものを妻と一緒に出られることが嬉しかったです」と目を輝かせ、「一緒に出演というのは約20年ぶりで、以前は大河ドラマだったと思うんですけど、こうして記念すべきときを迎えられてよかったなと思います」とコメント。
CM撮影では監督から「より自然な形でお願いします」との指示があったそうで「コマーシャルでもどこか芝居をしていたりするので、どうしたら自然になるのかなってところもありながら撮影は進んで行きましたけど(笑)、無事に何とか撮れてよかったです」と笑顔を見せ、自然体を演じることは“1番”難しいそうで「役というものを背負っているほうが、役者として演じられるんですけど、素の自分をというのはすごく難しいなと思いました」と苦労を明かした
さらに、男としての美しさや魅力を引き出すために普段から心がけていることを聞かれ、“肌のルーティーン”と答えた反町は「日常の中で同じルーティーンをやるってすごく難しいですよね。またそれを続けるということが難しい中で、これをきっかけに自分自身も変わるということもそうですけど、一つひとつ積み重ねたことを大事にしたことによって、また違う自分が見えてくるんじゃないかなと思いますし、続ける難しさもありますから、そこを大切にしたいなと思います」と話し、「それによってトレーニングだったり、食事だったり、健康だったり、すべてに繋がってくることかなと思っています」と語った。
そして、イベント後の代表質問で、夫婦円満の秘訣を聞かれた反町は「お互いを尊重し合って、思いやる気持ちだと思います。それで長く続けることができるのかなと思います」と答えた。
◆取材・文＝風間直人