――水着の仕事を始めてみた感想はどうですか?
最初はやっぱり不安はありました。今も毎回緊張しますけど、スタッフの方が本当に温かくて、和やかな現場を作ってくれるんですよね。撮影でしか味わえない、“まるぴ”という作品を一緒に作り上げようという気持ちを強く感じさせていただける現場だと思っていて、いざ撮影が始まると楽しすぎて困っちゃいますね(笑)。お仕事というより、思い出作りに来ているみたいな気持ちになっています(笑)。
――今回の写真集はタイ・サムイ島でのロケです。撮影中のエピソードがあれば教えてください。
撮影中というか、撮影前の出来事なんですけど。このお仕事をして、初めての海外ロケだったんですよ。そもそも海外旅行自体ほとんど経験がなくて、入国審査でいつもドキドキしちゃうんですよね。凝り症だからマッサージ機を持っていったんですけど、形状が向こうにないタイプだったから、「オイ、これは何だ!?」と検査官に怪しまれて大変な目に遭いました。せっかく持ち込みOKなもの、変換プラグとかも調べて準備万端で行ったのにそれが裏目に出て。あそこでだいぶ顔が老けた気がします。ずどん、と(苦笑)。戻れるなら初日の撮影はホントにやり直したいですね。あの失敗がなければもっといい笑顔で撮ってもらえたのに(笑)。
――では、お気に入りのカットはどれになりますか?
決められないくらい好きなカットがあって、それでも選ぶとしたら、顔のアップ写真です。今回、アップのカットが多めになっていて、中には実際の私の顔より写真の方が大きかったりするんです。なので、まるぴのドアップ顔をこれでもかと堪能していただけるとうれしいです(笑)。
――「これ好きだな」という水着はありましたか?
衣装は水着も含めて全部が好きで、自分的に珍しいのは表紙にもなっている白Yシャツです。普段の生活でこういう彼シャツみたいな着かたをしたことはなくて、それをナチュラルに着こなして撮影するというのは“モデルまるぴ”のチャレンジでもありました。カットでいうと、写真集の最後のページ。そのカットが今回の一番のお気に入りかもしれないです。
――スタイル抜群のまるぴさんですが、維持をするために毎日心掛けていること、実践していることはありますか?
私、食べ物で太りやすい体質なんです。そんなに食べたつもりはないのに、すぐに体に出てしまうんですよね。だからといってダイエットで痩せても、今度は骨が出るだけできれいな体にならなかったりして。やっぱり食べて栄養は取らないとダメだと思って、色々試した結果、フルーツにたどり着きました。ビタミンも豊富だし、旬のフルーツをとにかく毎日食べています。それから肌もきれいになりましたし、前よりかわいくなれた気がします。無理なダイエットより、フルーツをたくさん食べる! これが私の一番の療法なので、同じ悩みを抱えている方はぜひ実践してみてください。
――今後、撮影以外でチャレンジしたい仕事はありますか?
今も演技のお仕事をいただいてはいますが、もっとできるようになればいいなと思っていて、いずれはドラマのレギュラーや映画の主演も掴みたいです。それが1つの夢であり、挑戦。もう1つが、大好きなバラエティ番組への出演です。マルチに活動にしたいと思うので、演技のお仕事、テレビへの出演機会を増やしていって、写真だけでなく、動いているまるぴをファンの皆さんに見てもらえるように頑張りたいです。
取材・文・撮影:鈴木康道