――多くの選手に頼られる存在の大谷選手ですが、そんな彼の心の支えになっているのはどんな方だと思いますか?
黒見:まずは水原一平さん。通訳としての役割はもちろんですが、大谷選手のコンディションを整える上でも、かなり支えになっている大事な方だと思います。また、最近では愛犬も重要な存在だと思います。昔から、お姉さんが買ってくれた犬のぬいぐるみを大切にしているなど、度々犬好きであるエピソードを披露されていますが、これからもっと愛犬との和やかな大谷選手の姿が見られることも楽しみです。
もちろん大谷選手のご家族や地元岩手の皆さん、監督やコーチ、トレーナーさん、大谷選手の発言や様子を伝えてくださるレポーターのエリカさんや、解説者のマーク・グビザさんを始めとするメディア記者の皆さん、そしてもちろん応援してくださる心強いファンの方、全てが繋がっていると思います。ご本人はもちろんですが、周囲の協力者の方々全てが揃うことで、大谷選手が出来上がると思います。
――大谷選手の二刀流に大きな理解のあったジョー・マドン監督も欠かせない存在ですよね。どんな印象をお持ちですか?
黒見:二刀流としてやっていくとなったとき、前例がない中、当然思うようにいかないこともあったと思います。そんな中、マドン監督の分析力によって、トンネルを脱出し、大谷選手を覚醒させた手腕は、とても印象に残っています。どんなサポートをしていたのか、とても気になります。また「スラムダンク」のTシャツを着て日本をアピールしている姿も、とてもワクワクしました。
――大谷選手の去就はまだはっきりしていませんが、もし残留した場合、エンゼルスの新監督に就任したロン・ワシントン監督との関係性はどのようにご覧になっていますか?
黒見:優勝経験もある監督で、ポストシーズン独特の雰囲気など、大谷選手が目標としていた”勝ちの経験”をたくさん持っていらっしゃるので、豊富な経験を大谷選手やエンゼルスの選手達に伝えアドバイスして下さるのではないかと期待しています。また、ネビン前監督のように、大谷選手とダグアウト内でふざけあうなど、大谷選手や若手選手が直接相談できる、そんな雰囲気作りにも期待しています。
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