歌手・俳優の吉川晃司が、11月24日に都内で開催された「UL・OS Questions」プロジェクト発表会に登場。プロジェクトに対する思いや写真撮影の裏話などを語った。
「UL・OS Questions」は、肌を通じて伝わる美しさとは、その人が本来持っている「自分らしい魅力」であると考え、そのような自分らしい生き方や魅力とはどういうものなのかを探求するプロジェクト。プロジェクトに参画する吉川と共に「どのように生きるか」や「その人らしさとは」などを問いかけることに加え、それを考えていくためのさまざまな情報を発信していく。
第1弾として、吉川の写真を撮影したまま加工せず、ありのままの姿を写したビジュアルで表現する「生き様」と、それぞれのビジュアルと対になった「9つの問い」を掲出するアートイベント「吉川晃司とUL・OS展『からだから生きるを問う』」を東京・スパイラスガーデンにて11月29日(水)まで開催される。
登壇した吉川は、アート展の写真について「なかなかいいものに仕上がったなと。カメラマンとも付き合いが長いので、“体を預けて”という感じでやりました」と明かし、「ほぼ素っ裸だったんですけど、今まで(裸の撮影は)なかったですね」と告白。
さらに、「『UL・OS 』の在り方とか“どういうものでありたいのか”というところが、自分の美意識と重なるところが少なからずありましたので、『そういうことなら何も身に付けなくていいんじゃないの』と私から提案させていただきました」とにっこり。
ほか、写真に写る肉体美について「私は歌手ですけど、日頃からステージで理想的なパフォーマンスというか、“歌う”という意識よりも“体全体を使って体現する”という意識の方が強いかもしれないんですけど、そこで望むパフォーマンスができるように普段動いているだけなので」と述懐。
そんな中、トレーニングについて聞かれると、「(トレーニングは)週6、7。水泳は年に200~300日。ただ、これは私にとって仕事の一環ですね。だから楽しくないですよ。『プールの底に映像でも流してくれればいいのに』とか思いますから(笑)」と漏らして笑いを誘った。
◆取材・文=原田健