オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、全話独占配信中のHuluプレミア「プレイ・フォー・ブラッド」。第4話では、次々と明かされる“儀式殺人”の被害者の特徴や共通点について描かれた。本記事では、考察を踏まえながら第4話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、国際エミー賞受賞プロデューサーが手掛けるメキシコ発のクライムサスペンス。古代アステカ文明の“生贄の儀式”が現代のメキシコシティで再現される、という設定のドラマだ。物語では、タブロイド紙の記者が警部補や人類学者と手を組み、奇妙な連続殺人犯を追って、徐々に真相を明らかにしていく――。
キャストには、普段はメキシコの有名歌手として活躍中のアーロン・ディアスが、事件を独自取材する新聞記者のカサソラ役を担当する。
その他にも、事件の真相を追う警部補のモンドラゴン役にはアナ・ブレンダ・コントレラスが、そして古代アステカ文明に詳しい博物館の学芸員エリサ役にはヨシラ・エスカレガが抜擢。それぞれ迫真の演技で、事件の真相を追い求める。
3話ラストで殺害された教会の司祭の遺体は、頭と局部を切り取られた状態で置かれていた。モンドラゴン警部補(アナ・ブレンダ・コントレラス)が司祭のレイプ被害者だという男性に話を聞いたところ、司祭は黒人の少年だけを狙い犯行を繰り返していたのだという。
その後、教会でカサソラ(アーロン・ディアス)とモンドラゴン警部補が現場検証をしていると、遺体現場となった地下室には人が何とか通れるほどの“小さな穴”が開いていた。2人が穴を通り抜けると洞窟が広がっており、壁にはエリサ(ヨシラ・エスカレガ)が「事件と関連性がある」と指摘していた“テノチティラトン崩壊”を予言した印が刻まれていた。
カサソラはモンドラゴン警部補に、「これまで殺害された3人の共通点は、犯人が残した“破壊の印”だ」と訴えるものの、「ただの迷信だ」と言って取り合ってもらえない。
会社に戻ったカサソラは、次号のタブロイド紙「センセーショナル」に、アステカ文明の予言の“革命と戦いの象徴”とされる「空を突く炎」「双頭の化け物」「灰色の鳥」と事件の関連性を取り上げたいと話す。
反対する同僚に対し、カサソラは「次の予言は“炎の湖”だ」と告げ、殺人を止めるために読者に犯人に関する情報を求めたいと主張する。
一方、エリサは両親にスサーナについて再度話しをしていた。しかし、父親が通信認証機関の法律顧問に任命されたこともあってか、両親はその祝賀パーティーのことで頭がいっぱいだった。
そこでエリサはパートナーのヨロトルにも“正装で一緒にパーティーに来てほしい”と伝えるも、ヨロトルは「どんなに頼まれてもお断りだ」と見た目や地位で判断する両親を非難する。そして2人は言い合いになり、ヨロトルは家を出て行くのだった。
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