コミックの映像化やドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回はジョン尾崎さんの漫画「タイムスリップしてくるアレ」を紹介する。作者であるジョン尾崎さんが10月5日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2.9万件を超える「いいね」を寄せられ、“タイムスリップ”してきた人物が繰り広げる展開が話題を呼んだ。本記事ではジョン尾崎さんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
来客を知らせるベルが鳴り、コンビニに務める女性が「いらっしゃいませ~」と声をかける。入って来た人物は「一つ聞かせてくれ」と切り出した内容は、「今は…何年じゃ?」というもの。男性は日本史の教科書に載っている戦国武将に似た格好で、女性は「えっ!?西暦2023年です」と混乱しながらも答える。
タイムスリップものの定番シーンにワクワクしていると、男性からは「馬鹿な…200年前だと…」というコメントが。古めかしい格好の男性がやってきたのは200年先…つまり彼は未来人だったのだ。混乱する女性を尻目に、「いや諦めるのはまだ早い」と頭に手を当てながら男性は呟く。「この時代ならなかやまきんに君のオリジナルが現存しているはず」思いがけない言葉に、女性は「どうなるの日本!?」とついに爆発するのだった。
――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
未来人がやってきて、未来がとんでもないことになっている!という部分を、どう捻れば2ページで面白くできるかなと考えました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
結構難しい質問ですね(笑)一発ネタなので、一見で笑ってもらえるようシンプルな構成にしたのでそんな感じですかね。
――下半身は描かれていませんでしたが、タイムスリップしてきたキャラはしっかり侍の格好なのでしょうか。
下半身が全裸だったらそれはそれで面白いし、もしかしたらサイボーグとかかもしれませんね。
そこは是非200年生きて日本の未来で確かめていただけたらと。
――タイムスリップしたキャラの名前を考えていたら、教えてください。
彼は大西 心配無用 虎乃進 といいます、きんに君と同じくサンプルを採取されたとある人物の末裔です、今考えました。
――最終的に、彼の目的は達成できるのでしょうか。
彼の目的は、オリジナルのきんに君に接触することで、一気に展開していきます。きっと200年後は救われるでしょう。
――今後の展望や目標をお教えください。
おかげさまで、今年から始めたショート漫画投稿も、反響をいただいているので
近頃始めた連作ショートなど、続けて楽しんでいただけるコンテンツを組み立てていきたいですね。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつもコメントやリポストありがとうございます。
皆様のおかげで、こうして記事にまとめて頂けたり、人前に出れる機会が増えました。
これからもジョン尾崎と、漫画をよろしくおねがいいたします!
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