「美女と野獣」、「アナ雪」、最新作「ウィッシュ」…歴代ディズニー・ヒロイン達が歌う楽曲に込められた想い

2023/11/27 13:34 配信

映画

ディズニー最新作「ウィッシュ」(C)2023 Disney. All Rights Reserved.

ディズニー創立100周年を記念した最新アニメ―ション映画「ウィッシュ」が12月15日(金)に公開される。そこで、これまでのディズニー・ヒロイン達が歌ってきた楽曲を振り返りながら、最新作で新ディズニー・ヒロイン、アーシャが歌う楽曲「ウィッシュ~この願い~」について紹介する。

ディズニー・ヒロイン達が歌う名曲に込められた想い


これまで数々のディズニー・アニメーションの中で、ヒロイン達は胸に抱える想いや、夢、そして心からの強い願いを歌い上げてきた。

『白雪姫』の「いつか王子様が」や、『眠れる森の美女』のオーロラ姫が歌う「いつか夢で」は、しっとりとしたメロディーに乗せて、ヒロイン達の心に芽生え始めたピュアな恋心が丁寧に表現された。『シンデレラ』の「夢はひそかに」や、『美女と野獣』でベルが歌う「朝の風景」、『塔の上のラプンツェル』の「自由の扉」では、幸せな未来やまだ見ぬ世界へ憧れるひたむきな心情がつづられていた。

『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」では、それまでなんでも凍らせてしまう自分の力を抑え込み、周囲にその力を隠しながら生活をしてきたエルサが、本当の自分の姿を解き放ち、自分らしく生きていくことを決意するパワフルかつドラマチックな楽曲となっていた。

最新作のヒロイン・アーシャの“願い”が込められた楽曲「ウィッシュ~この願い~」


そして、ディズニー最新作の『ウィッシュ』でアーシャが歌う楽曲「ウィッシュ~この願い~」は、これまでのディズニー・ヒロイン達とはまた違ったアーシャの想いが込められた歌になっている。

アーシャは、願いが叶う魔法の王国・ロサスに住む17歳の少女。このロサス王国では、国民は偉大な魔法使いであるマグニフィコ王に願いを捧げ、いつか王様が魔法で自分の願いを叶えてくれることを信じて暮らしていた。しかし、アーシャは、人々に慕われているマグニフィコ王が、実はみんなの願いを閉じ込め支配しているという王国の真実を知ってしまう。

アーシャは、みんなの大切な願いを取り戻すため、夜空に向け「どうか お願い」と強く願う。そこで歌われるのが、この「ウィッシュ~この願い~」。アーシャは、単なる自身の夢や想いではなく、王様に奪われた、ロサス王国に住むみんなの“願い”を取り戻したいという願いを歌う。これまでのディズニー・ヒロイン達が歌ってきたような、“願い”そのものを真正面から捉えたメッセージが込められた楽曲になっている。

なお、「アナと雪の女王」などディズニーアニメーション過去作はディズニープラスで配信中。