連続ドラマ「ハロー張りネズミ」(毎週金曜夜10:00-10:54TBS系)に出演中、女優そしてグラビアでも活躍する片山萌美が、東京・秋葉原で行われた映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」DVD発売イベントに出席。撮影の意外な苦労話の他、今後の目標などを語った。
片山は「『屍囚獄(ししゅうごく)』っていう漫画が原作になっておりまして、ある村に行った女子大生たちが悲劇に襲われるというお話です。私は、ちょっと真面目過ぎる、ある意味霊感体質なのかなというくらいの女の子…でもごく一般にいる女子大生の役です」と作品を紹介した。
普段霊感はないという片山だが「怖がる暇もなく寒かったので、寒さに震える(笑)。寒くて体が動かない…金縛りじゃなくて動かない(笑)」と過酷な現場だったことを明かした。
印象的なシーンについては「夢のシーンなんですけど、廊下でパッと見たら怖い人が生首持っていて追い掛けられるという。本当に怖くて本気で叫んだんですよ。追い掛けられるんですけどめっちゃ速くて(笑)、本気で叫んで逃げました。そしたら監督に怒られて『速過ぎだよ!』って。いまだにトラウマです」と撮影を振り返った。
そんな恐怖体験のあった撮影現場だが、実際は和気あいあいとした雰囲気だったという。「(共演者は)年代もそんなに変わらなかったので。待機場所にちっちゃいこたつ以外に暖房器具がないので、みんなで入って、ちゃんちゃんことか着て(笑)、ずっとお菓子食べてました。紙コップに落書きしたり。そういうのが楽しかったですね」と意外な現場の様子も語った。
片山自身、今後の活動については「今ありがたいことに、2時間ドラマのゲストとして出させていただいたり、『ハロー張りネズミ』で大根仁監督に呼んでいただいたり。私がテレビに出ることで昔から応援してくれているファンの方とか、映像に出ることでみんなの活力になったらいいなと思います。女優としてテレビに出たいなと思います」と力強く宣言。
さらに、「ホラーサスペンスをやらせてもらったり、この間は舞台でラスボスの役をやらせてもらったりもしたので…嫌なやつをやりたいですね(笑)。あと“血のり女優”として(笑)。結構血のりが多くて、この『屍囚獄』を撮る前の舞台も、血のりをドバっと使う役で、舞台では珍しいんですけど垂れるくらい。ほかの作品でも結構出ていて、血のり尽こうかなと(笑)。嫌なやつで血のり…最初の方で死んじゃう役ですよね」と独特の表現で今後の目標を掲げた。
最後に「『屍囚獄』原作ファンの方、たくさんいらっしゃると思うので、ただ原作とは違う楽しさとかストーリー展開があるので、そこを注目していただきたいのと、あと、ちょっと怖いと思うんですけど、結構撮影は面白い現場だったので、『これどうやって撮影したんだろう』って考えながら見たら怖いのが苦手な人も見られるので、ぜひ怖がらず、ホラー系ではないので見ていただけたらと思います」と見どころをアピールした。
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