「魚のタトゥー」が入った人物がついに発覚…ジェイミーは麻薬の処分に動き出す<WRECK/レック>

2023/11/28 18:30 配信

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ついに魚のタトゥーの持ち主が判明


パーティーが開催される中、ジェイミーはロッカーに忍び込み麻薬を片付けていく。ジェイミーは麻薬の回収後ソフィアと落ち合う約束をしていたが、ソフィアは「やっぱりいかない。命令されるのはイヤ」と告げてジェイミーを裏切ってしまう。

そしてジェイミーが1人トイレに麻薬を処分していたところ、オリーがやって来る。オリーは“マフィアに脅されてソフィアを襲った”と認め謝罪するが、ダニー殺しの犯人は自分ではないと否定する。

そこへフィリピン人彫り師のベビーと、掃除婦として潜入していたボスのドルセがやって来て、2人を取り押さえる。ドルセがジェイミーを麻薬の密告犯だと勘違いし、「ネズミを退治するのが私の仕事よ」とジェイミーを始末しようとする。

するとオリーが「麻薬の密告をしたのは彼じゃない!」と庇いジェイミーは解放される。その後ジェイミーは警察にオリーは無罪であることを主張するのだが、なぜか取り合ってもらえない。実は船のディレクター・アランが、警察を8万ドルで買収していたのだった。

一方コーマックは隙を見てジェイミーの部屋を抜け出し、元恋人のロージーに再会する。ロージーはコーマックが“前のクルーズで一緒だったのに逃げ出した”と責め一度は拒否するも、諦めきれないコーマックはパフォーマーのロッカーに隠れて様子を伺っていた。そこへ航海士のサムとソフィアがやって来て、コーマックはサムの身体に魚のタトゥーがあるのを発見する。

ちょうどその頃、新人クルーの1人・ジェロームが何者かに殺されてしまう――。

ピッパとサムは過去に関係があった…?


第3話では、ピッパのスマホのデータに残っていた魚のタトゥーの持ち主が、航海士のサムであることが判明した。タトゥーはお尻に入っていたことから、ピッパとサムは深い関係にあったのかもしれない。

そしてソフィアの発言から、ピッパはサムに指示されて、パフォーマーへ麻薬の販売を持ちかけていたことが考えられる。また、同話ではソフィアが「言うことを聞かないと売春宿に閉じ込められる」と発言していたため、脅されたパフォーマーたちは恐怖の中麻薬を売っているのだろう。

警察もヴェローラム社から金銭で買収されており、サクラメント号はもはや無法地帯となっている。殺人も麻薬の売買も目を瞑られ、やりたい放題な状況の中、これ以降も卑劣な連続殺人は繰り返されていくのだろうか…。犯人が誰かも気になるが、これだけ閉ざされた環境の中、殺人の動機も気になるところだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部