コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、山葵とうふうさんが里親として迎え入れた保護猫の様子を描いた『初めてのチュパチュパ』をピックアップ。
2023年10月24日にX(旧Twitter)で投稿した本作には、2.9万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、山葵とうふうさんにインタビューを行い、漫画に登場する猫のことや保護猫を迎える際のアドバイスなどについて話を伺った。
作者である山葵とうふうさんのお家では、保護猫2匹を家族として迎え入れ、毎日賑やかに生活している。猫の名前はヨルとパンダ。ヨルは少し神経質で臆病な面がある女の子で、パンダは好奇心旺盛な男の子だ。
ある日、“猫って毛布とか好きそう”という山葵さんのイメージから、ヨルにふかふかの毛布を差し出してみた。するとヨルは、そっと毛布に手を置いた瞬間、鼻をスンスンさせながら、毛布を“ふみふみ”“チュパチュパ”と、赤ちゃんがおっぱいを探す動作を始めたのだ。
その様子を見た山葵さんは、母性本能がくすぐられると同時に、いつもは触れられるのを嫌がるヨルが触り放題になったことに気づき、幸せなひとときを堪能したのだった。
本作の投稿には、猫を飼っている読者からも多くのコメントが寄せられ、「うちの猫も同じく」「2歳でもちゅぱふみします」など共感の声が集まっている。可愛らしいヨルとパンダの日常は、山葵さんのX(旧Twitter)とブログで投稿されているため、猫漫画に癒されたい人はぜひチェックしてみてほしい。
――ブログの家族紹介に猫ちゃんも記載されていて、大変微笑ましかったです。山葵とうふうさんのご家庭は、お子さまが3人いて大変賑やかな様子が伺えますが、猫ちゃんたちが来てさらに賑やかになったのではないでしょうか?
猫たちは2匹でドタバタと走り回ったりニャンプロしたりと騒がしいです。
常に猫を意識する生活になったので人間の方は若干静かに生活するようになったかもしれません。
――これから“保護猫を迎えよう”と考えている読者もいるかもしれません。保護猫を迎える際のアドバイス(事前に確認しておいた方がよいこと・用意しておけばよかったものなど)があればお教えください。
・事前の用意
猫を迎える前に脱走防止用の柵の取り付けをしておきました。それと台所シンクに入れないようにするための蓋を夫が作ってくれました。これはかなり役立っています。
・用意しておけばよかったもの
事前に配線コードを保護するワイヤーを主要な配線に巻いておいたのですが、噛むのが好きな子猫たちが保護されていない部分を狙って断線してしまい、充電コード等が何本も使えなくなってしまったのでもっと隙間なく保護ワイヤーを巻いておけば良かった…と後悔しました。
――『初めてのチュパチュパ』で登場するヨルちゃんと、もう1匹の猫のパンダくん、それぞれ“この仕草・表情がかわいい!”というところをお教えください。
ヨルは普段からよく鳴くんですが、あくびをした時やジャンプして着地した時に、小さく「ナッ…」と声が漏れ出るのが可愛いです。
パンダは階段を下りる時にお尻がプリプリする所が可愛いです。
――ブログに掲載されているお話では、“猫飼い初心者は2匹で飼った方がよい”というアドバイスがあったと書かれていました。実際に「2匹をお迎えしてよかった!」と感じた場面などがあればお教えください。
今のところ2匹いることで体調の変化に気付いた、というのはまだないんですが兄弟猫でもずいぶん違った個性がある事を知れて面白く観察しています。
しっぽの太さ・オモチャへの反応・食べ方などなど…2匹の違いを見ているだけでも楽しいです。
あとは、2匹で全力の追いかけっこをよくしているんですが、これは人間には出来ない2匹飼いならではの猫遊びだと思います。
――山葵とうふうさんが感じる猫の魅力をお教えください。
全部…笑 と言いたいところですが、一番は触れあっている時の多幸感でしょうか。
ふかふかで可愛くて温かくて我が家に幸せを沢山運んでくれた存在です。
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