ジャンル問わずその年に活躍した人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2023」のフォトコールが11月28日に都内で開催され、受賞者の山田裕貴が出席。受賞できたことを喜び、ファンに感謝した。
「ブレイクスルー・アクター賞」を受賞した感想を山田は「言い方が悪いかもしれませんが、訳がわからないくらいすてきな賞をいただけてうれしいです」とにっこり。この受賞により「自分は何かを成し遂げた、認められたという感覚はまったくないです」と言い、「変わらず『明日の撮影を頑張らなければ…!』と思っています」と口にした。
受賞を伝えたい人については「応援してくれている人すべて」とコメントし、「その人たちがいなければ僕はここに立っていないと思うので、それが家族、友だちだろうと関係なく、山田裕貴を応援してくれる人すべてに『ありがとうございます』とお伝えしたいです」と述べた。
「この4、5年は2、3作品を同時並行で撮ることが多かった」という山田は「心も体もすり減らしながらだったんですけど、すり減らしたからここに立っているんだなと思っています」と充実した表情を浮かべた。
また、会場には「ベスト・アーティスト賞」を受賞したMrs. GREEN APPLEの藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗も出席しており、山田はプライベートでも親交があるとのこと。
大森は「数年前から仲良くさせていただいていて、友だちとして心配な気持ちが勝つんですけど(笑)」と気遣い、「そんな忙しい中でもライブに来てくださったり、人の血が通ったすごくすてきなお兄さんです」と称賛した。
これに山田は「撮影の合間は、Mrs. GREEN APPLEの曲を聴いて元気をもらっているので、あなたたちのおかげでその心配は払拭されます!」と感謝していた。
アワードには、役所広司、久石譲、安藤サクラ、ヒコロヒー、BRIGHT、新しい学校のリーダーズのKANON、SUZUKA、RIN、MIZYU、吉田正尚選手も登壇した。
◆取材・文=大野代樹