【漫画】成績トップのゆるふわ系女子、眼鏡がないだけで豹変するビジュアルに「ドストライク」と反響集まる

2023/12/02 18:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

【漫画】成績トップのゆるふわ系女子が豹変した理由画像提供/ウラベスナヒト さん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ウラベスナヒトさんが描いた「眼鏡ないと印象変わるやつら」をピックアップ。普段とは違う「ギャップ」に注目して描かれた本作を、作者のウラベさんが2023年10月18日に自身のX(旧Twitter)に投稿したところ、1.4万件を超える「いいね」が寄せられた。

「え、あいつ誰?」クラスメイトも気づかないくらいの変貌ぶり


「ねぇねぇ清澄君…だよねぇ?ちょっといいかなぁ?」と清澄誠一に話しかけたのは、ハーフツインテールで半目の女の子。気の強そうな目元とおちょくるような下がり眉、生意気感がにじみ出ているその女の子は、誠一に「ヒメ」と呼ばれていた。

「眼鏡どうした」と誠一が彼女に尋ねたところ、「3限の体育でドジっちゃってねぇ…そんなんで今あんまし見えてないんだあ」と答えるヒメ。彼女は誠一いわく、「ド」がつくほどの近視のようだ。

親しげなようすの誠一に、前の席に座る男子から声がかかる。「ちょいちょいちょいキヨちょい待て」「え、あいつ誰?うちのクラスおった?」と尋ねてきた。「いや洲垣だよ。朝からいたやん」誠一が学年主席のゆるふわ系女子・洲垣ヒメだと伝えても、クラスメイトの納得は得られない。それもそのはず、普段の彼女は天然でホワホワした雰囲気であり、いまの彼女は眼鏡をはずしただけとは思えない変貌ぶりを遂げている。

「半目眉間シワ寄せでそんななる?」疑うクラスメイト。誠一はヒメを連れてきて、自分のメガネを外してヒメにかけてみせた。ヒメの目つきは、誠一のつけている伊達メガネでも変化するらしい。謎すぎる。しかしクラスメイトの疑問はヒメだけでなく、誠一にも飛び火して…。

最後まで本作を読んだ読者からは、「何これめちゃすこ」「ゆるふわとメスガキ両方楽しめるとかマジ女神」「ドストライクで草」など多くの反響が寄せられた。

軽いツッコミを入れながらギャップを楽しみたいという作者の思い

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください

もともと漫画を読む事が好きで、特に日常を描いた作品や学園ラブコメを好んで読んでいました。
漫画は未経験でしたが自分もそのようなキャラクターの日常を漫画形式で描いてみたいと思っていたところSNSやweb漫画サイトで3ページ程度のショート漫画を見て、「このくらいのボリュームからなら自分でも継続してチャレンジできそう」と思い、見様見真似で描き始めたのがきっかけです。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

日常の中にある会話中の独特な間や会話のテンポ、キャラクターの表情などは気をつけようと意識しています。
「見た目は怖いのにすごいフランク」だったり「眼鏡を外す」、「髪型を変える」などワンポイント変わるだけで印象がガラリと変わる、そんなギャップを”こういうのあるよね”、”そうはならんやろ”と軽くツッコミを入れながら楽しめる作品にしたいと思い制作をしています。

――清澄くんは慣れているようですが、洲垣さんは普段からメガネを割ってしまいがちなのでしょうか。

ヒメちゃんは勉強はできるけど運動はダメダメで、普段はちょっとふわふわした天然系女子です。そのため何かの拍子で割ったり忘れたりはしょっちゅうしちゃいます。
その様子を描いた一幕も今後出していければと思います。

――洲垣さんは自分がメガネを失くしたときの変化を知っているのでしょうか。

本人はあくまで目が良く見えないから眉と目をひそめている程度の認識です。周りから言われもあまりピンと来ていないようです。

――逆に清澄くんの目つきの悪さについて、洲垣さんは知っているのでしょうか。

知っているけど根が真面目でいい人なのが分かっているので気にせず仲良くしてます。同じ中学出身という設定なのでどこかで過去のお話も作れたらなと思います。

――今後の展望や目標をお教えください。

今作についてはもともと単発ネタの一つとして描いたものだったのですが可能なら一つのシリーズとして描けたらなと考えています。
他にも色んなキャラクターを登場させてお話を展開していけたらとも考えているので、少しでも多くの方に見てもらえるように楽しみながら創作を続けていきたいです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

自分の好きなものを好きなように描いていっている中で反応をいただけることはとてもありがたいことだと日々痛感しております。
今後も少しでも多くの方に楽しんでいただける作品を作っていければと思いますのでよろしければご覧いただけますと幸いでございます。