岐洲匠と八村倫太郎(WATWING)がW主演を務めるドラマ「佐原先生と土岐くん」(毎週木曜深夜1:29~ほか、MBSほか)の第2話が12月7日(木)に放送となる。WEBザテレビジョンでは、主演の2人にインタビューを行い、お互いの印象や関係性、今作の撮影を通じた成長などについて話を聞いた。
同名人気BLコミックが原作の「佐原先生と土岐くん」は、体育教師とピュアなヤンキーのもどかしすぎるラブコメディー。「体感予報」(2023年、MBSほか)など、刺激的で斬新な設定のBL作品を数々放送してきたMBSドラマシャワーが手がける胸キュン作品だ。
岐洲が、爽やかイケメン体育教師の佐原一狼を演じ、八村が、喧嘩っぱやいヤンキーながら見かけによらないピュア男子・土岐奏を演じる。ろくに授業にも出ず喧嘩と説教を繰り返していたある日、土岐くんは唯一自分と向き合ってくれた担任・佐原先生に恋をしてしまう。ヤンキーな土岐くんが学校に通う理由は、佐原に会いたい! ただそれだけ。ピュアすぎる土岐くんと佐原先生の不器用で一途な恋を描く。
――今回が初共演のお2人ですが、共演してどのような印象を受けましたか?
岐洲 キャスト表に載っている倫太郎の写真がWATWINGのめちゃくちゃイケイケな写真で(笑)。会う前はすごく怖かったんです。
八村 これ、ずっと言ってくるんですよ!(笑)
岐洲 これからもずっと言っていくよ(笑)。だから怖い人なんだろうなって思ってたんですけど、倫太郎は初めて会ったとき、めっちゃ緊張していて。初対面のその瞬間にホッとしました(笑)。「めちゃくちゃ緊張してます」って自分で言っていて、面白かったし、すごく好印象だった。「楽しくなりそう」と、その一瞬で思いました。
八村 初めて会ったのは衣装合わせだったんですが、衣装合わせって大人の方たちがいっぱいいて緊張するんですよ。しかも久しぶりの作品だし、主演だしで、どうしたらいいかもわからなくて。会場でも「この方は監督さんか、この方は誰だろう…?」という中で、唯一わかるのが岐洲さんで。いつ話しかけに行こうかと悩んでいたら「岐洲匠さん、帰られます」って声が聞こえて「やばい!」と思って、そのタイミングで話しかけに行きました。
――その後、お2人が打ち解けたなと思ったのはいつだったのでしょうか?
岐洲 倫太郎とも言ってるんですけど、それがないんですよ、不思議なことに。過去にも会っていたかのような感じで。
八村 不思議だよね。でも強いて挙げるとするならば、衣装合わせの次の日のビジュアル撮影だと思う。俺的に衣装合わせであんまりしゃべれなかったから、どうしようかなと思っていて。「匠くんと握手しておきたかったな」って思ってたら、そのあと入ってきた曽野くん(利瀬竜尚役の曽野舜太)は「よろしくお願いします!」って手を差し出してきて、「これだー!」と思って(笑)。
岐洲 そうだったんだ。舜太、すごいな!
八村 そう。だから「次の日(ビジュアル撮影)は頑張るぞ」と思って行ったら、たまたま好きな音楽が流れていて。もしかして匠くんが流しているのかなと思ったらテンションが上がって「好きなんですか?」って聞いたら「別に」って(笑)。「まじか、ミスった」って思った…んですけど。普通だったらそこで会話が終わっちゃうんだけど、この人(岐洲)がおしゃべり好きだから、そこから次々と話題を振ってくれて。そこからズブズブと。その日1日ずっと話してました。
岐洲 でも俺も話したいと思ってたから、「会ったときに何かしゃべろう」って前から考えてたんですよ。そしたら倫太郎から話しかけられたから計画が狂って(笑)。でもお互いそんな感じだったよね。
八村 うん、そこから一気に。あの仲の深まり方は不思議だった。
岐洲 不思議だったな〜。なんかわかんないけど、ビジュアル撮影のときに「これから長く付き合っていくだろうな」っていうのを感じました。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)