佐々木蔵之介“哲雄”、命の期限が迫るなか頭をフル回転させる姿に手に汗握る<マイホームヒーロー>

2023/11/29 12:07 配信

ドラマ レビュー

哲雄(佐々木蔵之介)と恭一(高橋恭平)のだまし合いが加速(C)山川直輝・朝基まさし/講談社/ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS

佐々木蔵之介が主演を務めるドラマ「マイホームヒーロー」(MBS:毎週火曜夜0:59-1:29、TBS:毎週火曜夜1:28-1:58/ディズニープラスにて配信)の第7話が11月28日に放送された。娘の彼氏を殺してしまい、その男を探す犯罪組織に設定された命の期限が翌日に迫る哲雄(佐々木)。知識を駆使して乗り切ろうとするハラハラのストーリーが展開した。(以下、ネタバレを含みます)

ピンチが続く哲雄にハラハラ


同ドラマは、2017年より「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名コミックを実写化したノンストップファミリーサスペンス。

ある日、娘を守るために、その彼氏を殺して“殺人犯”になった平凡なサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木)が、推理小説で培った持ち前の知識と家族愛を武器に冷徹で残忍な闇社会の犯罪組織と闘っていく姿を描く。2024年3月8日(金)には映画の公開も予定されている。

哲雄が殺した男と同じ半グレ集団に属する間島恭一を高橋恭平(なにわ男子)、哲雄の妻・歌仙を木村多江、娘・零花を齋藤飛鳥が演じる。

第7話は、恭一が零花に会おうとする危険が迫っていたが、歌仙によってなんとか阻止できた。だが、哲雄のピンチが終わったわけではない。哲雄が殺した延人(内藤秀一郎)の父で犯罪組織の重要人物・義辰(吉田栄作)が、恭一に延人を探す期限とした日にちが翌日に迫っていたのだ。

哲雄は恭一のマンションに侵入しようとするが…


零花のアパートに連れて来られた哲雄は、恭一が外出する際に浴室の扉に手錠でつながれていたが、石鹸などを使ってはずした。そして恭一が組織のメンバーに買ってきてほしいと頼んだものがポストに入れられるのを利用して、入れ替わりにGPSが入った封筒が恭一のマンションに届けられるように画策。

延人が生きているように見せかけるフェイク動画の作成に使った素材が入ったタブレットと延人の遺骨をまとめた“証拠セット”を恭一のマンションに隠すつもりだった。

恭一のマンションを突き止めた哲雄は、以前読んだミステリー小説にあった方法で鍵をあけようとするが、犯罪の知識が豊富な恭一だけにピッキング対策がされていた。

そのとき誰かが近づく足音が聞こえて、屋上からの侵入を考えたが、あまりの高さに足がすくんでしまった。

「これはもう詰んでいるんじゃないか?」と思っていると、歌仙からの零花を自宅に連れ戻せたとメールが入り、恭一が零花のアパートに戻ってくるはずだと慌てて自分も戻った。