少年ジャンプ+にて連載中の同名コミックをアニメ化した「SPY×FAMILY」Season 2(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系列ほか/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)。凄腕スパイの〈黄昏〉ことロイド・フォージャー(CV:江口拓也)が“仮初め”の家族を築き、任務と新生活に奮闘する痛快コメディー。11月25日に放送された「MISSION:33」は、前回に引き続き、豪華客船内で要人の護衛任務にあたるヨル・フォージャー(CV:早見沙織)らの活躍と騒動を描いた「船上の交響曲(シンフォニー)」。さらにヨルと弟のユーリ・ブライア(CV:小野賢章)の思い出を描いた「姉のハーブティー」の2本立て。(以下、ネタバレを含みます)
デッキでは盛大な花火大会に乗船客が盛り上がるなか、オルカ・グレッチャー(CV:遠藤綾)とグレイ(CV:寺島惇太)を連れて船内を移動するヨル。しかし香水の残り香から殺し屋のリーダー格(CV:鳥海浩輔)に素性を暴かれてしまい、ついに甲板で敵に囲まれてしまう。たくさんの手練れの殺し屋たちを相手に、オルカとグレイを守りながら戦うこととなったヨルは「逃げきれない…!!!」と悟りつつも臨戦態勢をとる。まさに絶体絶命のピンチだが、それを救ったのは“部長”ことマシュー・マクマホン(CV:堀内賢雄)だった。遠くからヨルたちを狙っていたスナイパーを仕留めると、逆に殺し屋たちを狙撃していく。さらに、オルカとグレイのふたりを避難させることに成功したヨルは、ようやく思いきり暴れられるとばかりに、向かってくる殺し屋たちをことごとく始末していくのだった。
序盤からヨルの激しいアクションシーンがこれでもかと続くが、部長マシューもいい仕事をしてくれた。ヨルの窮地を救うタイミングでの登場で、険しさMAXだったヨルの表情も一瞬にして緩み、「部長さん!!」と、笑顔で振り返った。またもうひとつ注目したいのは、グレイの漢気。前回、自分がオルカを守ると決意を固めたグレイだったが、敵の凶弾から身を挺してオルカを守り有言実行。これまでビビってばかりのヘタレキャラだったグレイが、漢を見せた瞬間だった。
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