コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は主にイラストレーターとして活躍する羅鳩(らはと)さんの作品『でも心臓に悪かったんやで・・』をピックアップする。
11月14日にX(旧Twitter)上で同作が公開されると、多くの反響が寄せられて5.8万件の「いいね」を獲得。羅鳩さんの体験内容を元にしたヒヤリとする展開が、多くの読者の共感を呼んだようだ。
そこで作者の羅鳩さんにインタビューをおこない、同作の生まれた背景や裏話について語ってもらった。
ある日、羅鳩さんは自宅で仕事をしていると、携帯電話が鳴った。相手は息子のチビ助君が通う学校からで、出てみると「チビ助君まだ学校に登校していませんが今日は欠席でしょうか?」との報告が。集団登校で出発したはずなのに登校していない事態にテンパる羅鳩さんは、「ささささ探します!!」と慌てながらも足早に家を出る。
家のドアを開けるとすぐ目の前に見知った子どもの後ろ姿が…。「おったわ」と思いつつも、なぜ学校に行っていないのか疑問に思いながら近づく羅鳩さん。すると「さみしいから帰ってきちゃった…」と泣きながら話すチビ助君であった。学校をサボってしまったチビ助君に羅鳩さんがかけた言葉とは…。
読者からは「こんなお母さん最高すぎる」「ラストにほっこりした」など好感の声が寄せられていた。
――『でも心臓に悪かったんやで・・』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
少しの間でしたが、子供の居所が分からないという、あってほしくない出来事を体験して描きました。(描きながら思い出してはヘナヘナと脱力してました_(:3 」∠)_)
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
先生からの連絡を受けた時のシーンです。意味が分からず思考停止した、あのままの顔をしていました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
「そっかそっか」と受け止めれた部分でしょうか。本当は叱りたかったけれど、もう安心した気持ちが大きすぎて、「もういいや、今日は休め休め!」と全部許しました(笑)
――個人的に気になったのですが、その後、チビ助くんは今回のように寂しくなって学校に行けないという日はあったのでしょうか?
あの日以降、泣き渋ることなく学校に行けています。
――育児コメディを描くうえで毎日の出来事が作品に活かせると思いますが、作品に採用する基準はあるのでしょうか?
面白っと思ったらその日のうちに描いてしまうこともあるので、やっぱり面白いことが基準ですね。
――今後の展望や目標をお教えください。
日常のほんの一部ですが、これからも日々を描いていけたらなと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読んでいただき、更にはコメントまで頂けて凄く嬉しいです
いつも本当にありがとうございます!!!
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