1:1のチーム対決 カワイイvsカッコいい…正反対のキャラのチームバトルの勝敗は…?<Nizi Project Season 2 Part 2>

2024/01/16 18:00 配信

バラエティー 音楽

「カッコよさ=強さ」ではない


続いて、ユウ、ハル、エイジの「Rain Boys」。チーム名からもわかるように、彼らの課題曲は、RAINの「It’s Raining」。J.Y. Parkが作詞・作曲した楽曲でもあり、彼はユウたちに溢れるパワーとカリスマ、そしてチームとしての統一性を期待した。

だが、最初の練習でトレーナーから「自分たちが何を見せるべきかわかってない」と言われ、「カッコよく見せる=強さを出す」という考えに捕われている事を注意された。息を混ぜながらの歌い方に慣れず、苦戦する3人。そして、ダンスは逆にパワフルさが求められるのに、体力が続かず後半へ向かうにつれて尻すぼみに…。そこで3人は問題点を挙げて話し合い、3人の中で一番経験値の高いハルがリードしながら毎日倒れそうになるまで練習を重ねた。

「It's Raining」を披露した、ユウ、ハル、エイジの”Rain Boys”チーム(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


プロでも難しいほどの驚異のシンクロ率


「テンションを上げる事、余裕感。あとは全部2倍。OK?」とユウが2人に伝え、「It’s Raining!」と3人で気合いを入れて始まったパフォーマンスは、スタートから文字通り一糸乱れぬシンクロ率。J.Y. Parkも審査を忘れたかのように引き込まれて見入り、終わった時には思わず「ハハッ」と声を出しながら力強く拍手した。見ていた参加者たちも口々に「かっけぇ」「スゲェ」と言い、なかなか拍手がやまなかった。

J.Y. Parkは開口一番「驚くほどの舞台でした」と絶賛。「3人が完全に1人のように見えた」とシンクロ率を高く評価した。すべての動きのタイミングが揃っていて、プロでも難しい、回るタイミングさえも完璧に揃っていた事に驚きを隠さなかった。

一体どれだけ練習したのか、と尋ねるJ.Y. Parkに、「死ぬほど練習したのは確かです」と答えたユウ。彼に対して、いつも練習量について褒めているJ.Y. Parkは、個人レベルテストでの1位が運ではなかった事を今回証明した、とユウの努力を大きく評価した。努力は必ず結果として表れるのだ。

そして、エイジに対しては「スポーツカーみたいだった」とコメント。エイジは馬力がものすごく強い車のようで、今まではそれを上手くコントロールできていないようだったが、今日はパワーとエネルギーを上手く使えていた、と彼の成長を認めた。

ユウもエイジも高評価の中、さらに絶賛されたのがハル。「フィーリング、表現力、正確さ、メリハリ、スピード、パワー…全部優れていました」とため息交じりに大絶賛し、「短所を見つけるのが難しいほど完璧なパフォーマンス。既にスターに見える」と、これ以上無い誉め言葉を与えた。

「既にスターのよう」とJ.Y. Parkに大絶賛されたハル(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


相手が強すぎた!不運のユウヒチーム


いよいよ緊張の勝者チームの発表。勝ったのはユウチーム。だがユウヒチームがヘタだったのではない。ユウチームがあまりにも完璧すぎたのだ、とJ.Y. Parkはユウヒたちに告げ、「運が悪かっただけ」と慰めた。

これは本当に「相手が悪かった」としか言いようがないし、ユウヒたちも悔しいだろうが納得せざるを得ないだろう。それほどまでに圧巻のパフォーマンスだった。次回は、ケンチームvsトモヤチーム。いつもケンの力になっていたトモヤとの対決。ケンはまたまた「奇跡」を起こせるだろうか…?

オーディション番組『Nizi Project Season 2<完全版>』は、Huluにて全話独占配信中。また、デビューグループ“NEXZ”による初の冠番組『MiracleZ』が、1月12日(金) 夜10時からHuluで独占配信。さらに、1月14日(日) 夜8時からはCS・日テレプラスでも放送される。

◆文=鳥居美保

東京予選から別人のように実力が伸び続けているユウ(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment



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