STU48の絶対的エース、瀧野由美子の卒業公演「花は誰のもの?」が11月30日に広島県のBLUE LIVE HIROSHIMAで開催された。
瀧野はSTU48初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」でセンターを務めて以降、全シングルで選抜メンバー入り、累計8作でセンターを務め、STU48を支え続けた。
公演は、「花は誰のもの?」からスタートし、アンコールでは「君は何を後悔するのか?」を披露。歩んで来た道に思いを馳せながら、新しい道を進む決意を歌った楽曲であり、STU48らしいメッセージ性の強い卒業ソングを力強くパフォーマンスした。
卒業セレモニーでは、瀧野がドレス姿で登場し、石田みなみ、福田朱里からの手紙が読み上げられた後、この日の為に駆けつけた岡田奈々と「てもでもの涙」を歌唱。歌唱後に岡田は「ゆみりんがこの7年間色々な葛藤もありつつ前を向いて足を止めず走ってきたことを知っているので本当に今日は卒業おめでとう。7年間STU48でやってきたことがこれからの糧に必ずなると信じて、これからのゆみりんの人生をみんなで応援したいと思います。頑張ってください」とはなむけの言葉を送った。
最後の楽曲披露前には瀧野が「私のアイドル人生7年間の最後の曲になります。この曲があったから私は今ここにいます。私にとって思い入れが強く感謝しかない7年間歌い続けてきた曲です」とコメントし感謝を込めて、「瀬戸内の声」を全メンバーでパフォーマンス。
盛大なファンからのゆみりんコールの中、瀧野は「約7年間本当にありがとうございました。アイドル人生何も後悔ないです」と清々しい笑顔で感謝を伝えた。
1期生としてSTU48に入った時からいつかは卒業する時がくるんだろうなと思っていました。でもそれは、皆さんに認めてもらって卒業コンサートをさせていただけるような存在、卒業シングルがもらえるような存在、グループの中で必要な存在になってからでないと卒業はできないと心に決めていました。
約7年間諦めたくなったり、足を止めたくなったり、少し走り続けることをやめて歩きたくなることもありましたが、きっと止まった分だけ自分の目標とするところからは遠ざかってしまうのかなと思ってからは卒業まで頑張ってみようかなと思いました。
私が7年間続けてきたこともそうですが、皆さんが応援してくださったおかげで広島グリーンアリーナで卒業コンサートをさせていただいたり、卒業シングルをいただけたりと、私の7年間の全ての涙が報われたような気がします。
たくさん辛いことがありましたがファンの方もずっと楽しいわけじゃなかったのかな? イベントとかも大変な思いをしてたのかな? ファンの皆さんがいてくれたから私はここまでやってこれたのかなと思います。
そして何より、メンバーは私にとって大きな存在で、私の居場所ってここなのかなって思わせてくれる存在でした。この大好きなグループにずっとずっといたい。このグループにいたらきっと幸せなんだろうけど、私はグループとは違う道を選ぶことを決断しました。
今からは1からいろんなことを学んで自分の夢に少しづつ近づいて行けたらと思います。0からの気持ちで頑張っていきますのでこれからも変わらない優しさで包んでくれたらうれしいです。約7年間本当にありがとうございました。
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