福原遥“百合”&水上恒司“彰”がかき氷デートで「幸せの味」を噛みしめる<あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。>

2023/12/04 09:00 配信

映画 動画 独占

映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」より(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

福原遥水上恒司がW主演を務める映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が12月8日(金)公開される。この度、福原演じる百合と、水上演じる彰のかき氷デートの映像が解禁された。

映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」


本作は、シリーズ累計85万部を突破した汐見夏衛によるベストセラー小説の実写化。現代の女子高校生・百合が目を覚ますと、そこは1945年、戦時中の日本だった。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員で程なく戦地へ飛び立つ運命だった。人を愛すること、大切に思うこと、共に思うこと。今では当たり前のことが許されなかった時代に出会った2人の時を超えた愛が交差するラブストーリーとなっている。

切ない雰囲気も漂う奥行きのあるシーン


外から蝉の声が聞こえてくる暑い日、向かい合って座りかき氷を注文した百合と彰。現代のカラフルなシロップがかかったかき氷とは違い、砂糖または砂糖水だけをかけたシンプルなかき氷だが、物資不足の当時にとっては貴重な癒しとなっていた。

百合は氷をほおばり「彰、美味しい!幸せの味だ」と冷たく甘いご褒美に飛び切りの笑顔を見せる。そんな百合の様子をじっと見つめる彰。百合に「溶けちゃうよ」と促され、ハッとしたように自身も食べ始める。「それどんな味?」と聞かれた彰は「そうだな…」と少し考えた後、「幸せの味」と噛みしめるように呟く。

それを聞いた百合は「私が言ったやつ」と返し、2人は顔を見合わせ笑い出す。惹かれ合う2人が過ごす、明るく微笑ましいひと時が描かれているが、ここは1945年の戦時下。この幸せがいつまで続くのかを考えると胸が痛む、切ない雰囲気も漂う奥行きのあるシーンで、福原と水上の繊細で上質な演技が垣間見える映像となっている。

関連人物