AKB48の小栗有以が12月3日、北海道・札幌のTOHOシネマズ すすきので行われた映画「ガールズドライブ」の舞台あいさつに登壇。11月10日に公開された同作品のPRのため、この日までさまざまな会場で行われてきた舞台あいさつも今回で最後となる。イベント後、小栗に映画への思いや北海道の印象などを聞いた。
小栗、山内瑞葵、倉野尾成美、山崎空、AKB48の4人が主演を務める本作は、女子高校生4人がある目的の下、高校生活最後の夏休みに旅を通して友情を深め、真の友情にたどり着く姿を描いている。
この日舞台あいさつが行われたTOHOシネマズ すすきは、11月30日に開業したばかり。「ガールズドライブ」はオープニング作品の一つとして上映されている。
同映画館のオープニング作品として上映されたことに、小栗は「本当に(映画館が)出来たてホヤホヤの状態で上映していただき、オープニング作品っていう素晴らしい特別な枠に入れていただけてすごくうれしいです」と笑顔を見せる。
北海道に来るのは久しぶりだそうで「コロナ前までは、ツアーや全国握手会などで来ていました。北海道って広いので、その中のすすきのに来るのも初めてだったので、そのすすきのの映画館に出来立てホヤホヤの状態でステージに立って、皆さんにお会いできるっていうのはすごく光栄だなって思いました」と感慨深げ。
しかし、「TOHOシネマズ すすきののポップコーンが国産みたいで、他のポップコーンもおいしいですけど、やっぱり違うなっていう“すすきのの違い”をポップコーンで感じました(笑)」と、TOHOシネマズではすすきのが唯一となる国内原料のポッポコーンに感激したと明かした。
公開から約1カ月となるが、「ファンの方とかに『思ったより良かった』っていう声を頂いて(笑)。“思ったより”っていうのが多かったんですけど、やっぱり『アイドルだからお芝居どうなの?』っていう目線だったり、アイドルのステージに立っているところが好きだという人もいると思うんですが、『思ったより良かった』っていう言葉が、ファンの方とかのハードルを超えた作品になれたのかなって思って、逆にすごくうれしかったです」と、反響について喜んだ。
今回で舞台あいさつは一区切りとなるが、「たくさんTOHOシネマズさんのいろんなエリアで舞台あいさつをさせていただきました。こんなにたくさんのエリアを回って舞台あいさつをさせていただくのは初めてだったので、本当にTOHOさんにも思い入れができましたし、ポップコーンにも思い入れができて(笑)。毎回TOHOさんに行くたびにポップコーンを頂いていたので、TOHOさんの舞台あいさつをきっかけにポップコーンが好きになりました」と、ポップコーンへの思いも吐露。
「あとは、舞台挨拶を通してファンの方にお会いできたり、AKB48を見たことない方が見てくれたり、本当にいろんな機会を頂けて、アイドルとしての私たちじゃなくて、女優さんとしての私たちを見てもらえたことがすごくうれしかったです」と感謝の気持ちも伝えた。
また、「ガールズドライブ」については「私が演じた南小春は、陸上を熱心に6年間やっていたけど趣味に集中しすぎて陸上がうまくいかなかったということで、私には経験がなかったので、そこはどう表現しようかなって、どういう気持ちになるんだろうなって悩みました。自分でどういう役なんだろうって考えて、自分に落とし込むっていう作業が、やっぱりお芝居って楽しいなっていうことを、改めて感じさせてくれました。私にとって、また成長するきっかけになった作品の一つになったと思います」と、作品との出合いにも感謝した。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)