長時間のノンストップライブに定評のある9人組実力派ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(TPD)が8月4日、都内で開催中の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」(8月4日~6日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEにて30分間ほぼノンストップの全力パフォーマンスを行った。
まずは自己紹介よろしく、ダンスナンバー「WE ARE TPD 2」から始まり、1人ずつのソロダンスで観客を一気に引き込んだTPD。リーダー・高嶋菜七の「さあ~東京パフォーマンスドール! TIF初日! 一緒に盛り上がっていきましょう!」と観客をさらにあおり、女性の抑え切れない恋心を描いたサマーソング「Are you with me??」へ。
広い「HOT STAGE」の大勢の観客を盛り上げるべく、こまめに「ヘイヘイ!」と鼓舞するメンバーたち。そして曲と曲の間が全く止まることなく高速ナンバー「HEART WAVES」へスイッチ。「HOT STAGE、ここにいる全員で最高の夏にしていこう!」という浜崎香帆のあおりから、ライブ定番の同曲でTPDワールドに一気に引き込む。
そこから謎のハートマーク眼鏡3人組が乱入してきたかと思えば、櫻井紗季、飯田桜子、神宮沙紀による3人組ユニット・ぐーちょきぱーが登場。彼女たちの公式Twitterで「#TIF 3日間乱入しちゃう?」とツイートしていた通り、まずは初日に参戦を果たした。
音楽やファッションなどを通して、カワイイ、格好いい、面白いを発信していくグループである彼女たちが、オリジナル曲「ぐーちょきぱーのテーマ」「クレイジーコースター」を披露。文字通り「ぐーちょきぱー」を繰り出すパフォーマンスで盛り上げた。
続けて「FREEDOM」では、ラップ調のメロディー・歌詞がクールな同曲をよどみなく歌い上げる彼女たちに、初見とおぼしき観客も圧倒されていた。そこからまたまた止まることなく、日本テレビ系アニメ「逆転裁判 ~その『真実』、異議あり!~」エンディングテーマに採用されたヒットシングル「純愛カオス」へ。
聴きなじみのある楽曲に、会場の熱気もそれこそカオスのように混沌とした盛り上がりを見せた。
MCでは、高嶋が「皆さんあらためて、私たち東京パフォーマンスドールです! 本日はTIF、HOT STAGEにお越しいただき、ありがとうございます!」というあいさつから。曇天ということもあってか「全然暑くないと思っていたけど、暑いね。(上西)星来、汗がすごい、素晴らしい」と、滝汗をかいていた上西を気遣う高嶋。
「本日はこうしてたくさんのアイドルさんが出る中で、いろいろなアイドルさんが順番に出るんですけど、おととし、昨年に引き続き、私たちもTIFにこうして出させていただき、いろいろなファンの方と触れ合わせていただき、本当に楽しい思い出いっぱいです。ありがとうございます!」と、リーダーとして感謝を込めた。
続けて神宮が「夏のイベントと言ったらね、もうね、大文字3文字しか考えられないよね!」とTIFのステージへの思いを語ると、他のメンバーからも「そうですね!」「それしか考えられないよね」などと盛り上がった。
その後、高嶋は次の曲振りで「そして冒頭で(スクリーンに)白い衣装の9人の写真が並んでいたかと思うんですけど、急にこんなにカラフルで、髪形も何かいろいろな髪の毛の子も出てき『あれっ?』って思った方もいらっしゃると思うんですけど(笑)」とやや自虐気味に語ると、ファンから笑いが漏れる。
さらに高嶋は「次に9月13日に発売されるミニアルバムのリード曲で『Glitter』というのがあります。ガールズバンド・SCANDALのRINAさんが歌詞を書き下ろしてくださった曲で、次のアルバムのリード曲になっておりまして、その曲のために衣装もイメチェンしてみました。なので、次に歌うのはこちらの曲です…『Glitter』」と言い、文字通りキラキラ輝くステージを繰り広げた。
そして再び高嶋からの「次の曲でラストになります! この曲でみんな1つになりましょう!」という掛け声で、デビュー曲「BRAND NEW STORY」を“今ならもう迷わない”9人が爽やかにパフォーマンスした。
なお、TPDの8月5日(土)はHEAT STAGEにて昼3時25分から、DOLL FACTORYで夜8時5分から、6日(日)は夜6時30分にSMILE GARDENにてそれぞれライブを行う。
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