方言といえば、第46回ではブルース歌手の茨田りつ子(菊地凛子)も、怒りを見せるシーンでお国ことばを口にしていた。
青森出身のりつ子が警察でしぼられているシーンでは、大事な楽譜を没収しようとした警官にりつ子が「な、なんでそんなことされねばまい⁉命より大事な楽譜だ」と、お国ことばで激高する場面があり注目を集めた。また、羽鳥(草なぎ剛)と会話する場面では、りつ子がスズ子のことを「あの子は相当の“じょっぱり”ですよ。青森では頑固者のこと、そう呼ぶんです」と語るシーンも。りつ子のモデルとされる淡谷のり子も青森出身。キャラクターの個性を端的に表す手段の一つとして、お国ことばが印象的に使われている。
福島ことばでスズ子に寄り添った小夜に、視聴者からも「小夜ちゃんがスズ子のそばにいてくれて本当によかった。東北なまりもいい」「小夜ちゃんのしゃべり方がのどかで、救われる」といった声が上がるなど、注目が集まった今回。小夜にも支えられ、スズ子はこの悲しみをどう乗り超えていくのか。
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