チョン・ウソン&シン・ヒョンビン主演の韓国版「愛していると言ってくれ」第3、4話が12月4日、5日にそれぞれ配信された。ジヌ(ウソン)とモウン(ヒョンビン)が相合傘で歩くシーンでは、モウンが“告白”してしまうかわいいアクシデントも…。2人が少しずつ心の距離を縮めていく様子が丁寧に描かれ、視聴者の心をつかんだ。(以下、ネタバレを含みます)
今作は、日本で放送された北川悦吏子脚本のドラマ「愛していると言ってくれ」(1995年、TBS系)が原作。聴覚障害のある画家ジヌと、アルバイトをしながら俳優としての成功を夢見るモウンが絆を深めていく姿を描く。
第3話は、モウンがジヌと会話するために手話を覚え始めたのに対し、ジヌがそんな彼女を気の毒に思い距離を置こうとする展開。そして第4話では、疲れはてたモウンをジヌが優しく包み込み、2人の関係が一歩前に進む様子が描かれた。
聴覚障害があることは、外見では分かりにくい。そのためジヌは誤解を受けることも多く、周囲と距離を置くようにして生きてきた。そんなジヌだから、自分に関わりを持とうと近づいてくるモウンに戸惑いを隠せない。それでも、モウンからのメッセージで彼女が落ち込んでいることを察すると、家の前まで駆け付けた。大変な撮影を終えて帰ってきたモウンはジヌの姿を見つけ、こらえきれず涙を流す。
遠慮がちに一歩ずつ、でも確実に距離を縮めつつある2人。第4話では、そんな2人の距離がさらに近づく“相合傘”シーンが登場した。
雨の中、ばったり出会った2人。傘を持たないモウンが、ジヌの傘の中に入ってきた。「傘がなかったので、助かりました」というモウンに、優しく頷いたジヌ。モウンが覚えたての手話を使いながら“雨が降ってるから、会話できませんね。傘を持っていて、答えられないでしょう”と伝えると、ジヌは一瞬目を丸くし、うつむいた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)