ついに脱落者が…ファイナル進出は12人中9人に決定<Nizi Project Season 2 Part 2>

2024/01/24 19:00 配信

バラエティー 音楽

脱落者が決まり、共に頑張ってきた仲間との”突然の別れ”を哀しむ参加者たち(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment

JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project Season 2」。グローバル・ボーイズグループ・”NEXZ”誕生までの軌跡を考察と共に振り返る。「Part 2」となる韓国編もいよいよ佳境に。第8話では、3rd Stageのチームバトル・ミッションのユウヒチームとトモヤチームのパフォーマンス審査後、ファイナルに進出できる参加者の発表が行われ、ついに脱落者が出る結果となった…。

J.Y. Parkが一番心配したユウヒチーム


3rd Stage 2組目は、ユウヒがリーダーの「All For One」チーム。J.Y. Parkが彼らに選んだ課題曲は、GOT7の「Hard Carry」。タイトルは「とても困難な状況の中で勝利に導こうとする」という意味で、歌詞の内容もダンスも力強い楽曲だ。

「全編通して激しいダンスが続くから、体力をつけないと最後までもたない」と、ユウヒたちが懸念した通り、レッスンではトレーナーから、曲の終わりに向かうほどテンションが下がってしまう事を指摘された。

中間チェックに来たJ.Y. Parkからも、多くの指摘を受けてしまった。ユウヒとエイジは「ダンスはいいけど歌声が息苦しい」。そして、タイガは「動くスピードが遅すぎる」。以前から「体(の動き)が重い」と指摘されていたが、まだ改善が見られないとの事。ソウダイも、高音を出す時に自信の無さからか弱く歌い出してしまうクセが直っていない事を指摘された。少しでも良くなるように細かく指導を続けるJ.Y. Parkだったが、チェック後のインタビューで「ダンスと歌が全部不安定で、心配なチーム」と不安を口にした。

このチームは、3位のユウヒ以外は、8位エイジ、9位ソウダイ、11位タイガ、と順位が低く、今回1位を獲れなければ脱落者が出る可能性が大きい。だが、指摘されるポイントが多く、問題は山積み…。うまくいかないのはリーダーである自分の責任だと感じたユウヒは、自分を含めメンバー1人1人の問題点を書き出し、チームを積極的にリードし始めた。そして、メンバーたちは、激しいダンスに耐えられるように体力トレーニングも歌とダンスのレッスンと並行して取り組んだ。

ユウヒ、エイジ、ソウダイ、タイガの「All For One」チーム(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


1人1人の努力が認められたユウヒチーム


できる限りの努力をして臨んだ本番、ダンスとボーカルは力強く、4人のシンクロ率も高かった。心配そうに見ていたJ.Y. Parkも笑顔がこぼれた。見終わった後、彼は「中間チェックで指摘したところを直そうと、1人1人がどれだけ努力したのかが感じられます。本当に素晴らしかった」と、彼らの頑張りを讃えた。

J.Y. Parkは「一番印象的だったのはユウヒの発声」と言い、体力をつけて喉が締まらないようにしたユウヒの努力を認めた。また同じ指摘を受けていたエイジも、ユウヒには及ばなかったが改善が見られた、と褒め、「ダンスに特別な素質がある。とっても素晴らしかった」と、彼の強みであるダンスの才能を改めて称賛した。

タイガについては、動きのスピードは速くなったが、まだ他のメンバーより遅く鈍く動く箇所がある、と告げ、ソウダイに対しても、歌い出しが弱い点はしっかり直してきた、と褒めたが、今回も高音になると緊張して喉に力が入ってしまった点を残念がった。ソウダイはリードボーカルになれるほど歌の実力が高いのを知っているだけに、J.Y. Parkは歯痒いのだ。彼は「自分が歌の面でチームをリードしなくては。失敗してみんなに迷惑をかけられない」との気持ちが強すぎて、のびのびと歌えなくなっているようだ。

個人では問題点が残ったが、「チームとしては期待以上だった」と、J.Y. Parkは「All For One」チームの成長を認める感想を述べた。

「All For One」のリーダー・ユウヒ(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


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