<呪術廻戦>東堂の強烈なアニオリ黒閃演出に視聴者騒然「クソキモいオールマイト!」「頭おかしすぎw」

2023/12/08 22:02 配信

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アニメ「呪術廻戦」第20話が放送(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 (C)Sumzap,Inc./TOHO CO.,LTD.

MBS・TBS系列全国28局にて放送・配信中のアニメ「呪術廻戦」(毎週木曜夜11:56-0:26ほか、TBS系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第2期20話(第44話)「理非-参-」が12月7日に放送された。目の前の惨状に呆然と立ち尽くす虎杖悠仁(CV.榎木淳弥)。虎杖の心はもう限界を超えていた。一方、思い描く理想の展開に「呪い」として興奮する真人(CV.島崎信長)は、さらに虎杖に追い打ちをかける。ついに真人はトドメを刺そうとするが、そのとき東堂葵(CV.木村昴)が現れる。アニメオリジナル満載となった今話は、特に東堂の黒閃に注目が集まった。(以下、ネタバレを含みます)

遅れてきた助っ人、ブラザー東堂


慕っていた七海健人(CV.津田健次郎)に続き、釘崎野薔薇(CV.瀬戸麻沙美)までもが目の前で非業の死を遂げる。虎杖の心は限界を超え、元凶の真人はその様子を見て「ゾクゾクする!!自分の才能に!!」と愉悦に高ぶりながら黒閃を決める。無抵抗のままにやられ、真人がトドメを刺そうと鎌を振り抜いたとき、静寂の中に「パン!」と拍手(かしわで)が鳴り響く。それと同時に虎杖が真人の前から消え、平家物語の一節を詠いながら悠然とした足取りで1人の男が現れる。遅れてきた援軍は、自称“虎杖のブラザー”の東堂だった。

「起きろ虎杖(ブラザー)!」と倒れ込んでいる虎杖に発破を掛ける東堂。しかし、爺ちゃんの最期の言葉を胸に人を助けるために生きてきた虎杖にとって、今自分の目の前で起きているのはその信念と真逆のことばかりだった。宿儺を抑え込めなかったことで渋谷の人々が大勢犠牲になり、渋谷駅の戦いでは一般人が真人に改造人間にされて次々と巻き込まれていく。そこに追い打ちをかけるように起こった2人の死だったのだ。自分の信念だと思い、宿儺を取り込んでから呪術師としてやってきたことは、自分のための言い訳でしかなかった。そう嘆き、立ち上がれない虎杖は、「俺はもう俺を許せない」とうずくまってしまう。

そんな虎杖に東堂がかけた言葉は、呪術師として生きる者の因果を説くものだった。「散りばめられた死に意味や理由を見出すことは時に死者への冒涜となる!!」「それでも!!オマエは何を託された?」と投げかけられ、虎杖は七海と釘崎の最期の言葉を思い出す。同行していた新田新(CV.浅利遼太)に釘崎の助かる可能性はゼロではないと聞かされると、再び立ち上がり、真人に挑んでいく。

アニメ「呪術廻戦」第20話より(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 (C)Sumzap,Inc./TOHO CO.,LTD.