長谷川朝晴「渡部篤郎さんは刺激になる先輩です!」

2017/08/09 05:00 配信

ドラマ インタビュー

「警視庁いきもの係」に出演中の長谷川朝晴

フジ系で放送中の「警視庁いきもの係」(毎週日曜夜9:00-9:54)。動物の保護を目的とする架空の部署“警視庁いきもの係”を舞台に、元鬼刑事の須藤(渡部篤郎)と、動物マニアの新人巡査・圭子(橋本環奈)が、動物の知識から事件を解決していくコミカル・アニマル・ミステリーだ。

長谷川朝晴は、須藤に敵対心を燃やす一方で、圭子に好意を寄せる捜査一課の警部・日塔を演じる。

本格ミステリーでありながらコメディー要素も多い本作の中で、特にコミカルな演技で注目を集めている長谷川に、見どころや共演者とのエピソードを聞いた。

――主演の渡部さんとは昔から共演されていますが、いかがですか?

僕は捜査一課の人間でエリートなのですが、渡部さんが演じる須藤に対して嫉妬や劣等感を意識しながら演技をしています。

渡部さんはアドリブや表情、実際に映像に映っていないところでどこかに行ってしまうなど、いろいろなボールを投げてくれる先輩なので、とても刺激になっています! 楽しみながらお芝居ができればいいなと思っていますね。

渡部さんは今回、本当に気合いが入っています。例えば、長ぜりふの中では「ここで息を抜いた感じにしよう」など、綿密に計算されています。優しくみんなを引っ張ってくれる座長さんですね!

――橋本さんとは初共演です。共演した感想を教えてください。

18歳とは思えないくらい人との付き合い方も、お芝居も上手ですよ!

それに、渡部さんと橋本さん2人のシーンがたくさんあるので、僕らには計り知れないほど打ち合わせをして、せりふを足したり抜いたりなど相談し合っていると思いますね。

――捜査一課で清原翔さんと一緒の場面が多いですよね?

清原君は人間味のある人物に映るといいなと思っています。一緒にいる人の個性が立たないと、自分も面白くなりません。(せりふの)言い方や間が、ちょっと変わるだけでも全然違った印象を与えるので、どうすればより面白くなるのか話し合いながら臨んでいます。

――「警視庁いきもの係」にはさまざまな動物が登場しますが、動物はお好きですか?

おどろおどろしいものが好きです(笑)。うちの息子たちも爬虫(はちゅう)類に熱狂しているので、息子の誕生日プレゼントに危険生物の図鑑を買いました(笑)。

――エンディングでダンスを披露した時のエピソードを教えてください。

撮影の時に、15人くらいのスタッフさん全員が、橋本さんのことを見てほほ笑んでいたんです! それを見ていた自分もほほ笑んでいたんですけど(笑)。

その時に、「橋本さんってすごい!」と思いましたね。周りの人をニコニコさせることって、なかなかできないですよね。

――最後にドラマの見どころを教えてください。

コメディーではありますが、真剣に一生懸命作っています。だからといって、ミステリーとして「誰は犯人だ?」と肩肘張って見る必要もありません。笑えますし、動物もかわいいですし、いろいろな要素がありますので、多くの方に楽しんでいただける作品だと思います。とにかく見てほしいですね!