般若以外のモンスター卒業という、衝撃の結末を迎えた3rd Seasonから再び始動した「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)。注目の4th Seasonから登場する新モンスター1人目はまだ20歳のラッパー・裂固だった。
「第9回高校生ラップ選手権」に初出場ながら優勝し、その後も数々の大会を制覇。初陣のG-HOPE戦でも見せた、小節内に数多くの韻を積み込んでいくライミングスキルは、他のモンスターたちからも一目置かれる存在だ。
――新モンスターとしての意気込みは?
モンスターの中でも一番若手で、チャレンジャーとして出て来る人たちよりもたぶん年下になると思うんですが、モンスターなんだけどチャレンジャーっていう気持ちで、油断せず、自分が持てる力をすべて出して、勝っても負けても見ている人に「こいつヤバイな」って思わせられるようなモンスターになりたいです。
あと、肝っ玉ももっと大きく、余裕のある人間になりたいですね。あがり症なところもあるんで(笑)
――ちなみに、オファーはZeebraさんから直接あったんですか?
そうですね。新幹線に乗ってる時にZeebraさんから急に電話がかかってきました。ダンジョンでそんなに良い戦績残してない僕にオファーが来たんで、本当に驚きでしたね。
「もしもし、モンスター入れ替えることになったんだけど、裂固やってみない?」って感じで。僕も「マジっすか!?よろしくお願いします!」みたいな(笑)とりあえず勢い任せで飛び込んでみようと。
――裂固さんといえばライミングセンスの評価が高いですが、これから多くのチャレンジャーを迎え撃つ中で、自分の武器となるものは何ですか?
始めたころから現場でずっと色んなことに挑戦してきて、自分は誰よりもやることはやってると自負しているところですかね。
あとは、使いまわしと言われれば使いまわしかもしれないですけど、自分が今まで積み上げてきたものや、普段からカッコイイと思うスタイルの中で自然にできたリリックが頭の中に入っていて。それをバトルに出せるっていうのは、僕の強みだと思っています。
――フリースタイルバトルシーンがこれからどうなっていくのか、どのようなことを期待していますか?
これからのバトルシーンは僕たち(モンスター)次第だと思うんですね。だから、少なくとも僕らが関わっているうちはシーンがいい方向に行くようにしたいです。
自分の中でバトルシーンがこういう方向に行ってほしいなっていうものがあって、その方向に向かっていけたら、それだけの力が自分にあったって自信にもなるし、それがバトルシーンにとってもいい結果になると思うので。
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