木村多江“歌仙”が佐々木蔵之介“哲雄”に協力して偽装工作する姿に「一家に一人ほしい」の声<マイホームヒーロー>

2023/12/13 12:01 配信

ドラマ レビュー

歌仙(木村多江)の大胆さに称賛の声が続々(C)山川直輝・朝基まさし/講談社/ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS

佐々木蔵之介が主演を務めるドラマ「マイホームヒーロー」(MBS:毎週火曜夜0:59-1:29、TBS:毎週火曜夜1:28-1:58/ディズニープラスにて配信)の第9話が12月12日に放送。哲雄(佐々木)と歌仙(木村多江)夫婦による恭一(高橋恭平)に罪をかぶせる計画の全貌が明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)

哲雄が考えた最後の作戦の秘密


同ドラマは、2017年より「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名コミックを実写化したノンストップファミリーサスペンス。

ある日、娘を守るために、その彼氏を殺して“殺人犯”になった平凡なサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木)が、推理小説で培った持ち前の知識と家族愛を武器に冷徹で残忍な闇社会の犯罪組織と闘っていく姿を描く。2024年3月8日(金)には映画の公開も予定されている。

哲雄が殺した男と同じ半グレ集団に属する間島恭一を高橋(なにわ男子)、哲雄の妻・歌仙を木村、娘・零花を齋藤飛鳥が演じる。

哲雄が娘の彼氏・延人(内藤秀一郎)を殺して1週間。延人の父・義辰(吉田栄作)が設けた探す期限の日で、哲雄と恭一、どちらかの命がかかっていた。恭一に罪をかぶせる作戦が成功し、哲雄は組織から解放されたのだが、第9話ではその作戦がいかに実行されたかが明かされた。

歌仙の見事な行動力が功を奏す


恭一の部屋の金庫に延人の遺骨など証拠セットを隠したのは歌仙だった。

歌仙は、恭一のマンションの屋上にある避難はしごを利用して恭一の部屋のベランダへ。ただ、避難はしごを使うと折りたたむ手間と時間がかかってしまうため、持参した縄ばしごで降りた。哲雄の指示ではあるが、数時間しかない猶予のなかで用意周到だ。

とはいえ、不安定な縄ばしごを使う怖さもあったが歌仙はやり遂げた。そして、哲雄が恭一にオムライスを作ってもらっている間にこっそりと開錠しておいたベランダの窓から部屋に侵入。寝室のクローゼットにある金庫の暗証番号は、ALSライトで指紋を浮かび上がらせ、4つの数字から組み合わせを推測することに。

その数字を見た歌仙は、かつて恭一の実家を訪れたときにあった恭一の亡き父親の位牌に書かれていた日にちを思い出し、一発で当てることができた。